ゴミゼロ通信（壷阪道也）のアドレスがmirai2@bj.mbn.or.jpに変わりました。
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☆ゴミゼロ通信電子メール版2000年８月３１日号（今号２１０通発信）
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┏━↓ 今日の話題のダイジェスト↓━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
●９月９日ゴミゼロネットの第３５回定例会！
やることいっぱい！会場はアイセルでなくてNPOセンター
●８月２９日灰溶融炉と最終処分場を考える講演会　「どこへ行く私たちのごみ」

やっぱりやばい最終処分場！

灰溶融炉は未完成の技術！ダイオキシンも止められないかも！

●静岡市の処分場にはシートの補修跡！

●富士市製紙スラッジ最終処分場は怪しげな気体が？
●９月２３日～２４日国産材の家で間伐材の創作家具展
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ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク（略称ゴミゼロネット）
〈第３５回会合のお知らせ〉毎月第２土曜日
日時２０００年９月９日(土)午前１０時～１２時
所 NPOセンター（アイセル２１の会場が取れませんでした）
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内容
①第２回ゴミゼロフェスタについて
②溶融炉・処分場問題・よのペット報告討論
③間伐材の家具展
④その他

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　8月２９日アイセル２１で２８名の参加で廃棄物処分場全国ネットワーク事務局の大久保貞利さんを招いて講演会を開きました。お話しは最終処分場んも実態とダイオキシンの恐ろしさを中心に話しがすすみ、肝心の灰溶融炉についてはあまり時間がさけませんでした。それでも、きちっとした問題提起をしていただき、たくさんの資料をいただきました。それと同時に、２９日静岡市一般廃棄物最終処分場、３０日富士市（製紙スラッジ）産業廃棄物最終処分場の見学会も行われ、たくさんの写真も撮影してきたようです。（見学会は壷阪不参加）

　ヨノペットの報告も含め、もう少し整理をしたいと考えておりますので、とりあえず速報版で集会と処分場見学会の様子を報告します。

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●●大久保貞利さんおおいに語る！●●

☆どこも危ない！最終処分場！

☆灰溶融炉は未完成の技術！ダイオキシンは減らない！？

処分場は大きく分けて２つある。

☆安定型処分場

実は素掘りの穴に捨てるだけ。日本で一番多いタイプ。安定５品目（金属・廃プラ・ガラス陶器・ゴム・建設廃材）

☆管理型処分場

ゴムシート（１．５ｍｍ）等の遮水工（水を遮断する）を施した処分場。一般廃棄物（家庭ごみと一部事業ごみ）は管理型に捨てるのが原則。

全国各地の処分場の写真をＯＨＰで紹介しながら、いかに安全性に乏しいのか、とくに処分場は街中に造られないで、水源に造られていることが怖い等力強く語らえました。

当日行った静岡市沼上の最終処分場では、たまたま壁（ゴムシート？）が補修されているところを発見！たった１．５ｍｍのゴムシートの弱さを体験的にも語られました。

ダイオキシンの発生は９０％がごみ焼却から出ていること、世界の焼却炉の大半が日本にあり、世界のダイオキシン排出の半分近くは日本から出ていること、その毒性の恐ろしさをいやというほど視覚に訴えながらお話ししていただきました。

そのダイオキシンは

ごみ焼却炉の　焼却灰には６％　排ガスには５％しか含まれていない。

怖いのは飛灰（ばいじん）。実に８９％も含まれている。

その飛灰をバグフィルターにかけて、大気中にダイオキシンを排出するのを防いでいるわけです。

静岡市はそのバグフィルターに付着した飛灰を今のところ直接、最終処分場に埋めている。沼上最終処分場の見学ではまたまた偶然、捨てられた灰に触ろうとしたところ、係員に「あぶない」と止められたそうです。

もちろん静岡市はその飛灰を安全に処理するためにも灰溶融炉を導入しようとしているわけですが……

●溶融固化とは？●

焼却灰等の廃棄物を、高温（１２００℃以上）加熱し、冷却してガラス上の固化物（溶融スラグ）とする技術です。

溶融固化された焼却灰は三分の一の溶融スラグになり、単に処分場に埋めても処分場の延命にもなるし、そのスラグも路盤材などで道路工事にも使えるというわけなのですが……

●溶融からも飛灰が出る！（二次飛灰）

この二次飛灰（溶融飛灰）は細かくガス状で、バグフィルターにかからず、そのまま大気中に出てしまう恐れがあります。

スラグが「だしがら」で飛灰が「だし」という関係にあります。

路盤材等に使うためにスラグを「きれい」にすればするほど、飛灰にダイオキシンや重金属が濃縮されます。

☆飛灰が安全ならスラグがあぶない！スラグが安全なら飛灰があぶない！

●冷却の過程でダイオキシン発生の恐れもある！

●メーカー担当技術者も認める「未完成の技術」＝灰溶融炉！

たくさんの溶融炉に関する問題点が指摘されました。もちろこの設備にコストがかかるのです。路盤材として使われたスラグが使ってから危険だとわかったらどうなるのだろう？

一見クリーンな技術を思える「灰溶融」危険な落とし穴がありそうだ！

未だその建設計画ですら静岡市民は知らない！

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私たちが毎日使う紙。再生紙なら環境にやさしいと思いがちですが、再生紙を作る時に大量の製紙ごみ（ペーパースラッジ）がでます。富士市ではそれを焼却してから、産業廃棄物として、富士山のすそ野に埋めています。ゴミゼロ調査隊は３０日、大久保さんといっしょに見学に行ってきました。製紙ごみを燃やしたのだから、単に紙ごみの焼却灰とはどうも違うようです。詳しい報告は次回に！今レポートが続々と私のところへ届いています。ホームページでその写真を公開予定です。ご期待ください。

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★★国産材の家での間伐材・古材の創作家具展★★
日時　９月２３日（土）午前１１時～午後５時夕刻より交流会あり
　　　　　２４日（日）午前１０時～午後４時
会場　静岡市津渡野５０８　鳥居宅（加藤方）　電話２９４－９０６３
主催　小林木工　静岡市羽鳥１０３５－２６　電話・FAX２７８－９６２８
　　　　「間伐材と古材の創作家具のご注文待ってます！」
協賛　常木工務店　静岡市小鹿３６６　電話２８５－３５５８
　　　　「国産材の家はオマカセ！」
後援　「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク
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●●ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク●●
　☆連絡先☆
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│壷阪道也　　　　　　　　　　　　　　　　　
│〒421-0111静岡市丸子新田277-4
│TEL・FAX 054-257-3177　　　　　　　　　
│Email mirai2@bj.mbn.or.jp
│http://plaza25.mbn.or.jp/~gomizeronet/index.htm　　　　　　　
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