001203号ゴミゼロ通信「2回目の厚生省への意見書提出！」

☆ゴミゼロ通信2000年１２月３日号（今号２５９通発信）
ゴミゼロネットのホームページ！掲示板も作りました。自由に書き込んでください！
http://plaza25.mbn.or.jp/~gomizeronet/
┏━↓ 今日の話題のダイジェスト↓━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
●リサイクルシステム見直しの厚生省への要請文・意見書提出！

　２６９名の署名と１４名の意見を添えて、再度提出
●栗岡理子さんの「いぎりす便り」

　「ＣＯＰ６ハーグ会議イギリスでの日本報道」と「狂牛病にご用心！」
●「熱帯材を使わない選挙を！」通信第３号・第４号

●第３８回ゴミゼロネット定例会１２月９日（土）のお知らせ

　誰でも気軽に参加できます！
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☆第７回の厚生省容器包装リサイクルシステム検討会が１２月１３日と迫ってきました。これが最終回ということです。省庁再編にともない厚生省としての最後の検討会報告書が出されようとしているわけです。ゴミゼロネットも微力ながら、昨日厚生省へ向けて、集められた２６９名の署名と１４名の意見を添えて、再度要請文・意見書を発送しました。

　今回は、ゴミゼロ通信を通して、多くの方に意見を募集しました。若い方を中心に貴重なご意見をいただけました。「こんなことで力になるのだろうか？」という疑問・不安を抱きながらの今回の活動を通して、「リサイクルがおかしい！」ということは徐々に浸透しているとは言え、「環境に関心があると思われる人ですら、現状の容リ法の問題点がまだまだ、理解されていないのでは？」ということが分かってきました。

　まだ、もう少し時間があります。「今からでも意見書を出そう」という方は是非、厚生省宛の送付してください。又、多分、それぞれで意見書等を厚生省へ出された方は大勢おられると思います。もし、よろしければ、是非お知らせください。

独自に提出されて方は

＜参考までに厚生省への宛先＞

で同じものを２０部くらい印刷して送付

〒100-0013
東京都千代田区霞ヶ関
厚生省生活衛生局水道環境部環境整備課リサイクル推進室
リサイクル推進室長宮田智　様
容器包装リサイクルシステム検討会の皆様

┏━↓ 厚生省へのゴミゼロネットからの第２回目の要請文・意見書↓━━━━┓

２０００年１２月１３日

厚生省生活衛生局水道環境部環境整備課リサイクル推進室
リサイクル推進室長宮田智　様
容器包装リサイクルシステム検討会の皆様

　私たちは３年前、いわゆるCOP3京都会議にむけて静岡大学で行われたシンポジュウムのごみ問題・リサイクル分科会から生まれた市民団体です。その後今日まで毎月定例会を行いながら、☆スーパー等の「リサイクルチェック」☆市長選・市議選でのゴミ問題アンケート☆講演会・学習会の開催☆米ぬか・鶏糞によるベランダでできる生ゴミの堆肥化の普及活動☆ゴミ関連施設の見学会の実施☆静岡市を中心とする環境・ゴミ政策に注目☆間伐材による家具や古紙製品の普及☆静岡市廃棄物対策課の協力で清掃工場でのリサイクル市＝“ゴミゼロフェスタ”の実施等々の活動を行ってきました。
　参加者は延１５０人程度で毎月１０数人の人が集まってきます。若い人からお年寄りまで年齢層・性別・職業もまちまちです。ペットボトルを飲まない人から、出来る事から始めようようという人、何かを知りたい人等々、ごみ問題への考え方も種々様々です。しかし、今回の容器包装リサイクルシステム検討会には共通して重大な関心を寄せています。既に１０月２７日付けで要請文・意見書を提出しておりますが、集められた署名とともに再度、私たちは容器包装リサイクル法の見直しにあたり、以下のことを要請します。
一．製品に付随する容器・包装の再資源化義務を出荷量全量に対して製造業者・輸入業者・販売業者（以下事業者）に負っていただくこと。
二．回収引取り義務は自治体ではなく事業者とし、再資源化義務を負った事業者が自ら出資する第三者機関又は自治体に適正価格で委託できるようにすること
三．過剰包装や使い捨て容器に対して課徴金を課すこと
四．デポジット制度を導入すること
五．ガラスビンの色・形・大きさ等の規格を統一してリターナブルビンの推進を図ること
六．容器包装リサイクル法の改正見直しを早期に実施すること
以上

◎追記◎ゴミゼロネットに寄せられた声◎

●最近施行された容器包装リサイクル法について、私は細部のことをわかってないのかもしれませんが、今のままでは、容器包装物を使用する事業者がその使用を減らすように努力する方向にいかないと思ってます。私なりに法の内容を理解したところでは、事業者の責任は決められた再資源化義務量をリサイクルすればいいということですが、それでは製品を大量に販売して、収益をあげ、その分のコストを賄おうということになってしまうでしょう。それでは、容器包装の量は減るのでなく、増えてしまいます。それは、過剰状態のごみを減らすという法の趣旨に反します。それを改め、拡大生産者責任という考え方を法の中に取り込むことがいいと、私も思いました。生産した物はすべて、処分されるまで責任を持って生産者に管理させること。これを法のなかに入れれば、大きく変わる気がします。
　私は学生です。私たちの世代はよくコンビ二等を利用します。コンビ二では、ペットボトルやパックの弁当などが良く売れてます。だから、ごみが増えるのは、そこに出入りする私たちの消費行動のせいもあるでしょう。でも、すべての人がそれを望んでいるわけじゃありません。そういった製品があるから、買う人が多いのです。包装の少ないものを買おうとしても、その選択肢はとれない。そこにも、問題があると思います。だから、私たち消費者が便利さを求めているからということだけをあげて、容器包装を減らす努力を怠るようなことはなさらないでください。私たち若者のなかにだって、ごみの少ないものを選ぶ人はいるのです。言っておきますと、私は、ペットボトルは買わないし、コンビニ弁当も買いません。
＜静岡大学人文学部法学科４年　S.K＞　　　　　　　　　　　　　　
●スーパーから余計な包装を無くせるような法律を作って下さい。ペットボトルを再商品化する過程での費用をペットボトルを飲んでいない人までもの税金を使うのはおかしいのではないですか？価格に上乗せし、その費用で、回収・再商品化できるような法にしてください。
＜静岡大学３年　K.T＞
●１．すべての人にリサイクルのシステムを知らせてほしい。
＊これはペットボトルで言えば緑のものはリサイクルの輪からはずれていたり、ビンではリターナブルビンの種類をもっとしっかり知らせてほしいとか,,。
２．企業にはもう少し責任を与える法律にしてほしい。
＊これは行政にかかる負担を軽くしてほしい。私たち（一般の生活をする人）には税金でどれくらいのお金を使っているのか知らなければ知らないで暮らしていける中だからかもしれないけど、企業という利益を考えて仕事をしているところから、環境について考えないとこれから変わっていく動きが小さいものになってしまうと思うから。
３．検討会をしている事実をもっと新聞やらＴＶで報道してほしい。
＊これは、少しでも関心のある人に今の行政とかの動きを知るチャンスがあるといいと思ったから。これは、大学祭でゴミバスターズをやった時に（いい風にとらえすぎてるのかもしれないけど）みんな少しは考えてはいると思ったし、そのほんの少しのやる気を消さないように考える機会を与えれたらいいと思うから。
＊最後に私は（まとまってないかもしれないけど）一人一人に今の状況を知らせる場所がもっとあるといいと思う。結局はみんなで考えなきゃいけないことなのに、それについて考えなくてもいい状況がありすぎると思う。新聞とかＴＶとかインターネットぐらいでしか今は知らせる手順がないにしても（これらってその本人が意識しないとみるものでしかないけど,,,。）それでも、意味がないからといってあきらめずに報道する場所を作っていってほしい。
＜静大2年　H.K＞
●最近、一つ思うことがあるのですが、「もったいない」であるとか「思いやりの心」いった古臭いことが最近、失われてきているのではないでしょうか。みんなが自分のことばかり考えているばかりに全体のことが置き去りになり、結局、自分にかえってくるといった、悪循環が起こっている気がしてなりません。容リ法ににしても、そこに思いやる心があれば、うまく循環する法律のはずです。つまり、規制ばかりかける前に失われつつある道徳であるとか教育をしっかりと行っていく事が、重要なのではないでしょうか。実際に容リ法についてわかっている人が何人いるでしょうか？私も実際にはよくわかっていないものの一人であると思います。何故このような法律ができているのか、どうしてゴミの分別をしなければならないのか、そういったことをしっかりと提示していくことがなされていない気がします。それには、教育を行っていく場としての地域のコミュニティーをしっかり作り、その中で大人も子供も道徳をしっかり学ぶことが必要なのではないでしょうか。「思いやりの心」といった道徳をもう一度しっかり考える必要があると思います。
＜静岡大学４年　O.N＞
●ペットボトルが当たり前の社会になりました。ペットボトルは軽くて便利かも知れま
せん。けれども、資源の無駄であることは目に見えて分かります。私は環境に興味があるため、ペットボトルのリサイクル現状を少しですが知っているつもりです。ですから、購入しようとは思いません。私の周りには「ペットボトルはりサイクルにまわせるから買ってもいいんだよ。」という人が沢山います。リサイクルの現状を知らないからです。うまくリサイクルシステムが機能していないのにも関わらず“消費者が求めているから”といって生産し続けるのには疑問を感じます。生産者は今の現状を消費者にきちんと伝え、使い終わった後のペットボトルの始末についてもきちんとした責任をとるべきであると思います。資源を大量に使い続ける時代は終わったと思います。最近では、すべてといっていいほどの飲料水がペットボトルになっている気がします。リターナブルビンはもう出回らないのでしょうか？リターナブルビンの復活は、新鮮な感じがして若者にはうけるのと思ったからです。今、一番大切なことは、ペットボトルを購入する人にリサイクルの現状を正確に伝えることだと思います。
＜静岡大学農学部３年　T.T＞
●１．現在の容リ法のシステムは、企業の責任負担が少ないことに怒りを感じる。
＊「消費者があるから生産する。」この理屈は判るが、その為に生産量が無制限に増加する。生産した分の回収は当然行うべきであり、折角の回収が意味のないものになる事はおかしい。
２．私達の税金で、自治体が回収しているのは納得できない。
３．ペットボトルなどは、企業が回収しゴミとして処理せず、再商品化する義務がある。
＊なぜ、企業はこれをやらないか？コストアップになっても需要があれば生産するだろう。需要がなくなれば生産を中止すればよい。
４．企業は、消費者の要求があるからとの理由で生産し続けるが、地球規模での環境問題として考えるべきである。
５．企業は、生産し処理（リサイクル）することまで考えるべきだ。
６．リターナルビンの復活を希望する。
７．色ペットボトルの製造を中止すべき。　
＊ペットボトルをなくすことが先決だが、現状からはムリであり回収後の処理を考えると色混合のペットをなくしたい。
＜H.H＞
●容器リ法が実施されてもごみが減らない現実を厳しく受けとめて下さい。買い物に行っても、ペットボトルやトレー無しの食品を求めるのは困難な状態です。例えば、生協でも壜入りの醤油は500cc１種類しか買えません。ペットボトルは１回の使用しかできない法律があるようですが、軽くて持ち運びに便利と言うことで、ますます商品は増え、リターナル壜を消費者が選択する余地がなくなっています。ペットボトルは回収してもリサイクルは循環しておらず焼却しているのも事実です。景気問題とか消費者の負担増云々とか言われていますが、ペットボトルの回収や処理、運搬など税金と言う形でどんどん使われているのです。環境汚染や処理費用の行き詰まりは時間の問題ではないでしょうか。商品単価にはせめて容器回収や処理費も含めるようにして下さい。消費者も現実がきちんと見えるようになると思うのです。是非大局的な視野で大英断を下してください。
＜６０代主婦 M.M＞
●“リサイクルはおかしい” 本当にそうなのか？全くしないより絶対良いはず。・・・・・。
最近、自分のなかで？マークのつくことが多いリサイクルの在り方。リサイクルをすることのほうが環境負荷が高いって言われてることがある。でも、このまま大量生産・大量消費を続けていくことはいけない。だから、まずゴミの減量を考えていく必要がある。ペットボトル、確かに便利。一年、日本を離れていたとき、帰国してから、コンビニでペットボトルの飲料が異様に増えてることに驚いた。海外にいる間、日本の様々な商品がいかに消費者のニーズにあっているか、もしくはニーズがあるかのように思わせて（利便性を追求しきって）商品化しているのかについて考えたことが多かった。飲料に限って言えば、商品の種類の多さやパッケージの多様さなど、自動販売機やコンビニでの陳列状況を思い出し、ホントに私たちにはそんなに必要になのか？と思ったことがあった。その問いを大きくするかのように、帰国後、登場していたのが５００ｍｌペットボトルだった。それから、もっと小さなサイズやら、ホット専用のもの、色のついたものなど、すごい勢いで普及していったのを、ある意味、当然なことのように見ていた自分がいる。そこには消費者がとても単純に意思決定の要因の一つにしてしまう“便利さ”があるからだと思う。でも、そういう目先の利益を優先するような生活を続けていってはいけないのが‘今’。確かにペットボトルはリサイクルができるけれど、その量はごくわずかであり、大変なコストもかかるし、環境負荷もある。再資源化義務量を事業者に課しても、うまくまわってないのが現状。だから、今一度、容器包装リサイクル法の在り方、そのものについて、権限の強化や罰則の必要性などを考える必要があるのではないか？＜静岡大学２年　M.M＞
●汚い地球はもうまっぴらです。小学校の時に習った歌を思い出します。
    生きている魚たちが生きて泳ぎ回る川を
    あなたに残しておいてやれるだろうか
    父さんは…
　このままごみが増えつづけたら私たちの10年後、20年後はどうなるのでしょう？次の世代、わたしたちに、大きなツケをもうこれ以上まわさないでください。自然と遊ぶ楽しさをうばわないで下さい。今のままでいいのでしょうか？10年後、20年後に今、私が感じたことを今の私と同じ世代の子が思っているような社会はいりません。きれいな世界を残していきたいですね。
＜静岡大学１年　H.M＞
●容リ法なんていらない。ペットボトルもトレーも作ってはいけない。使ってはいけないという法律をつくれば良いと思う。容器はすべてリターナブル（再利用）にすれば、リサイクルするエネルギーもいらない。リサイクルしても最後はゴミになる。
＜間伐材・古材による家具製造　K.S＞
●私は基本的にはリサイクルということに反対です。リサイクルにかかる費用を消費者と生産者がどの比率で持つかという問題ではない。リサイクルとその前提があることにより大量にペットボトル、缶、紙等その他の製品が生産される事が許されてしまう様な気がする。もっとリユース（再利用）に力をいれるべきだと思う。野菜等はトレーを使用せず裸売り、ビンは再利用、１回限りの使い捨てのペットボトルは廃止、どうしてもと言えば５０回くらいは連続して使用できる堅牢なものにして、リサイクルということ自体を見直す方がよいのではないかと私は思っています。
＜間伐材・古材による家具製造　K.H＞
●ドイツの自販機は自分のコップを使うと、その分安くなるのがあった。マイカップ持ち歩いていたら楽しいし。ゴミも少なくなるし、第一安いし、あんな工夫をいろいろしてくれるといい。＜女子高生＞
●あの法律（容リ法）は大量生産・大量消費・大量廃棄をとめるような法律じゃない。国がしっかりした法律をつくらないから困るよ。我々は出たものを処理する仕事だから。
＜自治体職員＞
●温暖化防止会議で、日本は本気でエネルギー消費を減らす気がないことがわかった。それは国の政策も個人の日常生活にも危機感がほとんどないから。ゴミも本気で減らす政策も個人の行動もない。「環境」の言葉だけがあふれている。未来に希望が持てるゴミ減量の目標をたててほしい。言い訳のリサイクルでないリデュース、リユースに力点をおいてほしい。＜ヘルパー＞

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┏━↓●栗岡理子さんからの「いぎりす便り」●↓━━━━━━━━━━━━┓

●＜１１月２７日発＞ＣＯＰ６ハーグ会議関連と非木材紙●

お元気ですか？
ハーグ会議の影響で、しばらく日本の新聞記事は環境関連の記事がふえていたのではないかと想像していますが、いかがでしょうか？

　こちらの新聞には日本ほど環境関連の記事は載りませんが、それでも私のつたない英語力では読み切れないほどたまってしまいました。

　少し日本関連のところを紹介させていただきます。
似たような情報が日本の新聞にも出ているのではないかと思いますが、どうでしょう？
お知らせ下さい。

◎The Guardian（この新聞はイギリスではもっとも権威のある新聞です）
　2000年11月14日

Welcome to the new world（「新しい世界へようこそ」というイギリス特有の皮肉なタイトル）

ヨークシャーでは洪水。中国では数百万人が干ばつに直面。ロシアでは永久凍土が解凍。アフリカではマラリアが広がっている。まさにこれが始まりだ。地球温暖化がどのように世界中を破壊するかをガーディアンが表してみた。

（色分けされた世界地図がでていて日本の太平洋側は洪水ゾーンの着色）

日本
　日本人は火山と地震と台風と津波とともに暮らしている。しかし、地球温暖化はこれらの災害を色あせさせるほどだ。1500万人の人びとが家を失い、2.4兆ポンドという世界第２位の経済が打撃を受けるだろう。
　日本には特別なリスクがあると国立環境研究所（NIES）ではいっている。人口と資源の大部分が東京と大阪の間の細長い海岸線沿いに集中しているからだ。もし科学者達の最悪のおそれが実現するならば、最大の脅威は海水面より低い地域や干拓地に数百万人が暮らす都市に現れるだろう。
　国立環境所長の西岡しゅうぞう氏は、海水面が１メートル上がり数百万人の人びとが海岸沿いの平野部から国土の70％をしめる山岳部に移住せざるをえなくなると予測している。
　健康面での問題も温度が上がると増し、日本はマラリアゾーンになり、熱射病や食中毒のケースも増えるだろう。（Jonathan Watts）

◎ついでに、ウッドチップのメーリングリストに出ていた非木材紙の講演会のお知らせです。「非木材紙のもつ真の意味」とはなんでしょう？このメールを送ってくれる人はとってもハーグ会議のことなどにも熱心な人なのですが、こういう人たちの力が非木材紙のようなものに分散してしまうのはもったいない気がします（といっても個人の好みもあるでしょうけど）。

●＜１１月２９日発＞狂牛病にご用心！●

こちらの新聞報道で最近興味があった狂牛病の件、日本もそのうち関係あるようになるかもしれないので、ちょっと詳細をお知らせしておきます。

　狂牛病は、これまでは英国内だけと思われていたのですが、今ではヨーロッパ全土に広がっていることが確認されました（日本でも多少報道されていると思いますが）。牛の飼料に、羊の脳を混ぜて食べさせているせいだとずっといわれていたのですが、最近どうもそうではなさそうだということになりました。
　まだはっきりしたことはわからないようですが、新聞報道によると、有機リン系の農薬のせいではないかと最近言われ始めているそうです。始めにそれを言い出したのはある勉強熱心な農業者で、その人は銃で撃たれた上、家が焼かれてしまったとのこと。その説が正しいのではないかと最近言われ始めたのは、証拠がだんだん集まってきたからだそうですが、もしそれが本当だとするとヨーロッパの牛だけではなく、世界中の牛が可能性をもっているわけですよね。
　この間はフランスの首相がテレビで牛肉を食べて見せて、こんなにフランスの牛肉は安全だと宣伝しましたが、フランスでも確実に牛肉の消費量が減っているそうです（これはいいことですが）。
贅沢に慣れ、好き勝手をしている人間に牛が仕返ししている気がします。

日本に狂牛病が飛び火しないことを祈ります。

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┏━↓ 今日の話題のダイジェスト↓━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
●リサイクルシステム見直しの厚生省への意見大募集！
●環境・福祉・技術展１１月２３日～２５日無事終了！
●託児所完備（保母さん１０名確保）で来年３月環境大講演会！
●循環社会における廃棄物処理のあり方への提案
●「熱帯材を使わない選挙を！」通信第１号・第２号
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┏━↓ 「熱帯材を使わない選挙を！」通信第３号・４号↓━━━━━━━━━┓

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「熱帯材を使わない選挙を！」通信第３号

発行　ＨＰ「世界の森を守れ」制作者　米澤興治
　　２０００年１１月２６日
　　転載大歓迎
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目次
１．兵庫県の１３市町村へ質問メールを送る
２．「熱帯材を使わない選挙を！」のホームページ完成
３．「熱帯材を使わない選挙を！」キャンペーン賛同者募集

１．兵庫県の１３市町村へ質問メールを送る

　１１月２５日（土）に神戸市など兵庫県の１３市町村に質問メールを送りました。内容は前号に載せた案のままです。たくさん返事が来るといいのですが。返事が来たら、報告します。
　当面は兵庫県の市町村にメールを送ります。兵庫県が終わったら、次はどこがいいか、意見があればお知らせください。

２．「熱帯材を使わない選挙を！」のホームページ完成

　「世界の森を守れ」のサイト内に「熱帯材を使わない選挙を！」のホームページをつくりました。今後どんどん充実させていきたいと思います。「熱帯材を使わない選挙を！」通信のページや、賛同者のお名前も掲載いたしました。
ＵＲＬ：
http://www.gin.or.jp/users/k-yone/etc/senpos/senpo
s-index.htm

３．「熱帯材を使わない選挙を！」キャンペーン賛同者募集

　一人でも多くの賛同者があれば、自治体の担当者や議員などへの訴える力が強くなります。是非、皆様も「熱帯材を使わない選挙を！」キャンペーンの賛同者になってください。
　賛同者になっていただける方は、米澤まで、メールでご連絡ください。その場合、①．お名前、②．「肩書き」（参加団体名・お住まいの府県名などなんでもよい）、③．お名前を「熱帯材を使わない選挙を！」のホームページに掲載してもよいかどうか。をお知らせください。
　賛同者になっていただいた方は、自治体や議員などへの質問・要望のメールにお名前を掲載させていただきます。また、お断りにならない限り、「熱帯材を使わない選挙を！」のホームページに賛同者として、お名前を掲載させていただきます。また、「熱帯材を使わない選挙を！」通信も送らせていただきます。

　　　　　　　　　　米澤興治
                   k-yone@gin.or.jp
         http://www.gin.or.jp/users/k-yone/
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「熱帯材を使わない選挙を！」通信第４号

発行　ＨＰ「世界の森を守れ」制作者　米澤興治
　　２０００年１１月２８日
　　転載大歓迎
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━　
目次
１．日高町からの回答
２．「熱帯材を使わない選挙を！」キャンペーン賛同者募集

１．日高町からの回答
　質問メールに対して、さっそく日高町から回答がありました。
　熱帯材合板は使っているのですが、３回程度再利用しているというのは評価できると思います。
以下、日高町からの回答をそのまま転載します。

「熱帯材を使わない選挙を」の質問について(回答)

   日高町選挙管理委員会の和多田浩です。
   本町では、選挙ポスターの掲示板に合板を使用していますので、先日質問のありましたみだしのことについ
て、次のとおり回答いたします。
１    ６月の衆議院議員選挙での合板の使用枚数について

Ａ；１６５枚を使用(１１０箇所)。
２使用後の処分について

A ；可能な限り、以後の選挙できるように保管し、使用不可能となった段階で廃棄処分しています。
(再塗装して、３回程度使用)
３合板以外の選挙ポスター掲示板を使用しない理由について
A ；合板より経費が割高になるため。
４合板以外の選挙ポスター掲示板の使用の検討について
A ；現在は検討していません。リサイクル品が一般に普及し、合板並みの経費になれば検討したいと思います。

以上が日高町の回答です。

２．「熱帯材を使わない選挙を！」キャンペーン賛同者募集

　一人でも多くの賛同者があれば、自治体の担当者や議員などへの訴える力が強くなります。是非、皆様も「熱
帯材を使わない選挙を！」キャンペーンの賛同者になってください。
　賛同者になっていただける方は、米澤まで、メールでご連絡ください。その場合、
１．お名前
２．「肩書き」（参加団体名・お住まいの府県名などなんでもよい）
３．お名前を「熱帯材を使わない選挙を！」のホームページに掲載してもよいかどうか。をお知らせください。
　賛同者になっていただいた方は、自治体や議員などへの質問・要望のメールにお名前を掲載させていただきま
す。また、お断りにならない限り、「熱帯材を使わない選挙を！」のホームページに賛同者として、お名前を掲載させていただきます。また、「熱帯材を使わない選挙を！」通信も送らせていただきます。

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ＨＰ「世界の森を守れ」制作者
　　　　　　　　　　　米澤興治
Ｅメール：k-yone@gin.or.jp
「世界の森を守れ」ホームページ
http://www.gin.or.jp/users/k-yone/
「熱帯材を使わない選挙を！」ホームページ
http://www.gin.or.jp/users/k-yone/etc/senpos/senpo

s-index.htm
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ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク（略称ゴミゼロネット）
〈第３８回会合のお知らせ〉毎月第２土曜日
日時２０００年１２月９日(土)午前１０時～１２時
所アイセル２１　４階４１集会室
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内容
①第２回ゴミゼロフェスタ・県環境フェアの反省
②溶融炉・処分場問題
③容器包装リサイクル法の検討会の行方
④３月循環型社会大講演会・その他
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　☆連絡先☆

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