010624号ゴミゼロ通信「天竜川の真実」

☆ゴミゼロ通信2001年６月２４日号（今号３４８通発信）
情報満載！ゴミゼロネットのホームページ　
http://plaza25.mbn.or.jp/~gomizeronet/
┏━↓ 今日の話題のダイジェスト↓━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
●「天竜川鮎釣地区で何が起こっているのか？

・静かな鮎釣の里。でも処分場が…

・突然のガス化溶融炉建設計画。住民が知らないところで「住民が内諾」の新聞発表

・両地区合同の行政との話し合い

・市長・市議会議長への要望書提出

●資料「天竜川鮎釣地区で何が起こっているのか？

ごみ処理施設建設計画に関する要望書（全文）

●参考　天竜川の現状

「遠州広域水道を守る会」「溶融炉問題ネット」高田友吉さんより

●〈第４５回定例会〉毎月第２土曜日
日時２００１年 7月14日(土)午前１０時～12時
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━↓ ●「天竜川鮎釣地区で何が起こっているのか？●↓━━━━━━━━┓
　この文章は６月１７日天竜市で鮎釣地区住民からのお話し、その時いただいた4月６日、4月１６日、５月１０日合同会議議事録（テープ起こしされたもの）と市長・市議会議長宛に出された要望書を元に私（壷阪道也）が作成したものです。

●●天竜川鮎釣地区で何が起こっているのか？●●

●静かな鮎釣の里。でも処分場が…

　浜松を中心とする遠州地方の貴重な水源でもある天竜川。河口から４０ｋｍほど上流に鮎釣地区と呼ばれるところがある。鮎釣の季節には、静けさとロマンを求めて、都会から人々がやって来そうな地名である。正確には龍山村上鮎釣地区１４軒と天竜市下鮎釣地区１０軒の計２４軒の小さくとも２つに行政区分としては分けられている集落である。人々はお茶や林業を営みながら、都市の汚染・騒音から隔離されてひっそりと暮らしている。と書きたいのだけれども…
　そこには２５年前から北遠広域組合（天竜市、龍山村、春野町、水窪町、佐久間町）の不燃物処理センターがあった。要はプラスチックごみを中心とする「安定型」埋立処分場だ。「安定型」とはよく言ったもので、単に穴をほってゴミを埋めているだけである。プラスチックごみから、環境ホルモンが流出しているのは今や公然の秘密。その埋立地の横を天竜川が静かに流れている。「鮎釣」に「環境ホルモン」は似合わない。
　しかも「不燃物」なのに数年前までは行政職員による「不燃物の野焼き」＝プラスチックごみの野焼きが公然と行なわれていたという。住民はダイオキシンや環境ホルモンに対する知識は当時まるでなかったわけだが、単に黒煙が立ち上るのをキライ何度も天竜市に抗議をしたらしいのだが、とりあえずすぐ野焼きは止めるのだが、ほとぼりがさめると又始めるという「いたちごっこ」が何年も続いていたと聞く。
　その処分場も埋立がほぼ終了し、住民としてはこの処分場の環境への影響が気になりだした矢先、事件が起きた。

●突然のガス化溶融炉建設計画。住民が知らないところで「住民が内諾」の新聞発表

　今年１月２５日、天竜市下鮎釣地区住民１０軒の毎月の定例常会が行われた。そこへ天竜市市長まで出席して、「ガス化溶融炉施設をこの跡地に建設したい。今年は環境調査をやり、来年、再来年で建設をしたい」と説明を始めた。住民側は「ガス化溶融炉」と聞いても何のことかもわからず、一方的に話を聞いてその常会を終えたという。翌月２月２５日の常会に天竜市から何も言ってくるわけではなく、住民たちはまた説明会があるものと思い込んでいた。
　ところが、２月２７日のある業界新聞に鮎釣地区にゴミ処理施設建設の発表が載り、３月　２日「鮎釣地区ゴミ処理施設建設地元内諾と天竜市長が議会答弁」と新聞発表されて、住民は驚きと困惑を隠せなかった。
　しかし、もっと乱暴な扱いをされたのは龍山村の上鮎釣地区住民１４軒の方だった。その「住民内諾」の新聞記事があった日に初めての地元説明会が行われたのである。下鮎釣地区が処理センターの山側の高地に位置するのに対し、上鮎釣地区はその不燃物処理センターより低地で、百メートルほど近くにあるにも関わらずである。
　そのひと月後、広報てんりゅう（４月１日号）に　「地元説明会で、ゴミ処理施設建設の理解を得た」と発表されて、住民の怒り・行政に対する不信感は頂点に達した。「いったいいつ鮎釣地区住民が建設に理解をし、建設のための環境調査に同意したというのだ！」と。

●両地区合同の行政との話し合い

　４月６日初めての合同会合（天竜市下鮎釣地区１０戸、龍山村上鮎釣地区１４戸）が行なわれ、３人の天竜市議、１人の龍山村議と対象全住民２４戸が参加した。そこで天竜市に対する不満が一気に爆発した。「何故鮎釣地区が候補地なのだ」「処理センターによる環境影響は心配だから、環境調査は是非やってもらいたいが、建設を前提にした調査は困る。北遠地区のごみ処理問題は北遠地区全体で考えてもらいたい」「１月２５日に、一方的な説明は受けたかが内諾などしていない」「上鮎釣地区では住民内諾という新聞発表後に説明会があったのはおかしい」等々の意見に出席した天竜市議等の回答はしどろもどろ。それではということで行政担当者を呼んでもう一度話し合いを行なうこととなった。
　４月１６日、天竜市長、龍山村助役他行政担当者、天竜市議、龍山村議出席のもと第二回めの合同会議が開かれた。この２地区合同会議は住民側にすれば「計画・調査を白紙に戻すための話し合い」であり、行政側としては「建設を前提とした環境調査に理解を求める説明会」であった。
　市長は①「説明・発表の経過について」不手際があったことは認め、謝罪はしつつも、②北遠５市町村の埋立処分場が一杯になったので新施設＝ガス化溶融炉建設を急がねばならない。鮎釣地区は不燃物処分場があり最適の候補地である。先ず、環境調査をさせてもらいたい。③候補地の白紙撤回は返事できないが話し合いを元に戻し、是非今後調査して住民に判断してもらう材料を提供していきたいし、（大部分が反対でも）当局が理解されるよう努力したい。と発言した。
それに対し、住民側は「ガス化溶融炉建設計画と環境調査」に大多数（２４戸中２２戸）の反対の意思表示を挙手で行ない、「候補地が数ヵ所あるうちの１ヶ所であればよいが、鮎釣地区に建設が前提の環境調査ならよいとは言えない」として、①候補地を変えること②白紙状態にしてほしい③不燃物処理センターの跡地を安全な場所にしてほしいの３点を４月２４日まで（２５日は定例常会）回答を求めた。

●市長・市議会議長への要望書提出

　しかし、回答がきたものの疑念の晴れる内容ではなかったという。すぐさま住民建設反対の署名を住民の９０％、地権者の５０％を集め、再度地元選出県会議員、天竜市西雲名の自治会長もを交えての２地区合同会議を開催した。しかし、権限のない県議や市議との話し合いで解決するわけでもなかった。出席県議はごみ問題は国・県レベルですべき問題であるとして、ガス化溶融炉に対する不安を認めながらも平行線であった。会合での西雲名自治会長（天竜市鮎釣地区を含む自治会）の発言が問題の本質をついていた。
「…新聞には西雲名地区の住民の内諾を得たとあるが、（行政が話をしているのは）上・下鮎釣のみである。…これからはゴミ処理問題は西雲名や鮎釣の子ととしてではなく、天竜川流域で考えることがいいと思う。地下水を飲料水にしている地域もあるし、魚を食べている人もいる。…」
その要望書の要旨は
①ごみ処理施設（ガス化溶融炉）の候補地変更
②不燃物処理センター（現存）の安全環境調査（住民は地下水を飲料水としている）
③不燃物処理センターの跡地利用は住民の納得できるものに（当局による野焼きがされていた）
④広域組合での公開討論
である。
６月１７日現在では未だ市長・市議会議長から返事はきていない。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━↓ ●資料「天竜川鮎釣地区で何が起こっているのか？●↓━━━━━━┓

ごみ処理施設建設計画に関する要望書

平成１３年５月１７日

天竜市長　様

天竜市下鮎釣区住民、竜山村上鮎釣区住民

　天竜市西雲名下鮎釣地区に計画（すでに決定事項とも聞きます。）されているごみ処理施設の建設に関し、私共地元住民の意見を表明させて頂き、中谷天竜市長のご判断を頂きたいと存じます。

第一の問題は、当局が地元住民の意思とはまったく逆の情報を発表し、本計画を進めようとしていることです。

　当局からはたった一回の簡単な説明しかなく、私共は考える時間も、明確な意思表明をする場も与えられませんでした。当局が一部の人との協議のみで都合の良い解釈をし、計画を進めても良いのでしょうか。中谷市長は、12月議会で本事業に関して、「地権者や関係者の方々の事前の了解が得られた時点で公表したい。」と発言されています。中谷天竜市長は何故、「地元の内諾、理解を得た」と判断されたのでしょうか。
　私共が意思表明をする場を得たのは、私共の要望で開かれた４月16日の関係者との会合でした。この時私共は、中谷天竜市長、山口龍山村助役、地元議員、担当職員の方々の前で、挙手による明確な反対意思表明をさせて頂きました。しかし、当局の対応は何ら変わることは無く、当局や議会からの情報発信さえありません。行政と議会の責務とは一体何なのでしょうか。

　第二の問題は、鮎釣地区が唯一の候補地となる絶対的な理由が無いことです。

　当局からは明確な経過説明もありません。そこに不燃物処理センターがあり、この処理に関して費用が安く済むと言う理由では、到底納得できるものではありません。中谷県会議員の支持者から、光明地区の山林が候補になり得る旨の話しを、私共数名の者が伺っております。何故、鮎釣地区が唯一の候補地となるのでしょうか。中谷天竜市長は何故、鮎釣地区を唯一の候補地として決定されたのでしょうか。
　中谷天竜市長は、昨年の天竜市長選挙での公開討論の場で、「本事業の候補地は、まず北遠各市町村で候補地を検討し、その中から北遠広域共同として本事業の候補地を選定する。」と発言されています。はたして、北遠広域共同での本事業が公の場で議論されたのでしょうか。私共は、非常に大きな疑念を抱かざるを得ません。地元住民や市民への情報公開や説明が明確に行われていないばかりか、公に議論の場も用意されないと言うことでは、当局や議会が責務を果たしているとは思えません。

　第三の問題は、安全に絶対は無いと言うことです。

　当局の説明通りであれば、何故、公害に苦しむ人がいるのでしょうか。何故、行政の言う予想外の事故で影響を受け苦しむ人がいるのでしょうか。
　今回計画されているような危険を伴う施設についでは、将来に対するリスク（化学物質汚染等）と万が一の事故を想定し、最悪の場合でも最小限の影響で済む場所を選定すべきであると思います。特に化学物質の怖さは、長年の蓄積による悪影響と新たな化学物質による悪影響を計り知ることが非常に困難で、その悪影響が表面化した時には、かなり深刻な問題に発展するところにあります。このような危険性はすでに社会通念として認識されており、私共地元住民のみの問題ではなく天竜市全体、北遠全体の問題として、あらゆる情報（メリット、デメリット）が公開されたうえで、慎重かつ十分な議論と検討が行われるべきではないでしょうか。

　私共は、「住民が安心して健康に暮らせる環境造り」こそが行政の基本であり、情報の公開、公の場での説明責任及び議論、透明性が行政の責務であると考えます。そして議員の責務は、住民代表として行政と住民が協力して「安心して健康に暮らせる環境」を造る為に、明確な透明性を持つ議論の場として議会を運営することにあると考えます。
　中谷天竜市長は所信表明演説で、「市が行う諸活動を市民に明らかにし、市民の納得のいく行政を進めていく責任の重さを強く覚える。」と発言され、今回の行財政改革大綱では、「行政の持つ情報の公開」「市民への説明責任」「市民と市政の協働」と謳っています。
　何故、私共が疑念や不信感を抱き、本計画の「白紙撤回」と「明確な透明性を持つ計画の再検討」を要求しているのかは、市民の支持を受けた中谷天竜市長には、ご理解して頂けるものと確信致しております。

　上記の問題についてのご回答を頂きたいと存じます。

私共は、前記の問題を踏まえ、中谷天竜市長に以下の要望を致します。

【1】ごみ処理施設建設候補地の変更について
　私共は、市民や環境への影響が最小限で済む地区への建設候補地の変更を強く要望致します。
　また、本事業は広く「ごみ問題」として考えるべきです。市民に全ての情報を公開し、市民参加の公の場で、慎重かつ十分な議論と検討を行うことを要望致します。

【2】不燃物処理センターについて
　当局が説明されている不燃物処理センターの危険性は、私共も認識しております。地下水を飲料水としている上鮎釣住民や、天竜川水系に対する危険性も考えられますし、有害物質が発散されている危険性も考えられます。この危険性の高い環境を、安全な環境に戻す為の現状環境調査と対応を要望致します。しかし、ごみ処理施設建設を前提とした環境調査は絶対に受け入れられません。

【3】不燃物処理センターの跡地利用について
　今まで私共は長年の間、北遠のごみを受け入れてきました。その間、当局の約束違反もあり散々悩まされ続けてきました。今までの地元住民、土地所有者の労苦に報いる為にも、地元が納得できる跡地利用を要望致します。

【4】北遠地区広域市町村県事務組合への公開質問及び公開討論について
ごみ処理施設建設計画は、北遠地区広域市町村県事務組合が主体であるにもかかわらず一切公の場で議論されておりません。この問題は、北遠全体に関わることです。各市町村長、正副議長、関係議員、関係職員そして県会議員の方々に出席して頂き、全市町村民が自由に参加して行われる公開質問及び公開討論の場を開催して頂くことを要望致します。

上記の要望についてのご回答を頂きたいと存じます。
誠に恐縮ではございますが、「ご回答」を、書面にて５月26日までに私共にお知らせ下さるようお願い申し上げます。

　私共は真摯に公の場で意思表明をし、議論してきました。そして、地元住民の90％以上が明確に反対意思を表明しました。しかし、当局の回答と対応では私共の疑念や不信感を払拭出来ないばかりか、人が社会人として生きて行くうえで一番大切な信頼が崩れようとしています。今天竜市では、このような状況におかれている地域がいくつかあります。これは住民や行政にとって、決して望んだ状況ではないはずです。「市民と行政が協働する天竜市」を目指す為にも、どうか私共の気持ちをご理解頂き、中谷天竜市長のご英断をお願い致します。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━↓ ●参考　天竜川の現状●↓━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

「遠州広域水道を守る会」「溶融炉問題ネット」高田友吉さんより

　　遠州地域１００万人の水道水は天竜川の表流水を使用しています。その水道水が県内８６ケ所中の浄水場のなかで、遠州地域４ケ所の浄水場のいずれもが発ガン物質であるトリハロメタン値が３０ppb前後になっています。（これは、ドイツの２５ppbの規制値を超えていることになります）　トリハロメタンが検出される水道水には、その４倍～６倍の有機塩素系の有害物質が含まれていると言われていますが、その物質の正体は解明されていません。（当然調査もされていません）また、「変異原性物質」も含まれていると指摘されており水道水の安全性に疑問がもたれるようになっています。

　そのような懸念から、私達は５月と６月の２回にわたって天竜川上流の長野県に視察に行ってきました。不法にも「焼却灰」が放置されていたり、素堀りの穴に埋められていたり、行政が安定型処分場にそれを埋め立てていたところありました。また、「乾電池」を大量に埋め立てているという現場も現地の自然環境グループから説明をうけました。さらには、流域には産廃施設（焼却施設、放置？保管場）が乱立しており、なかには右翼の街宣車が入り口で威圧しているところもありました。ホームページに掲示してありますのでご覧下さい。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/9083/

　私達は長野県ばかり気になっていましが、なんと身近なところに危険な処分場があることが分かりました。あの天竜市のガス化溶融炉の建設候補地になっているところに、「廃プラ類」を埋め立てたり、雨ざらしのまま大量に保管しているところがありました。（これもホームページをご覧下さい）・・・・・・・・皆さんご存知のように、「廃プラ類」の埋め立ては、安定型処分場に埋め立てても問題ないとされていましたが、最近になり「プラスチツク類」の添加剤（ビスノールＡやフタル酸エステル類の５種類）が雨水によって溶出してくることが分かってきました。また、処分場の浸出水からも「ビスフェーノルＡ」が高濃度で検出されることも国立環境研究所の調査でも判明しています。・・・・・・その調査に当たった研究員も『埋め立てられたプラスチック製品が環境ホルモン物質の重要な汚染源である可能性が高い』としています。また、最近になって、長野県では裁判所が「廃プラ類」からの添加剤溶出を認め、産廃処分場建設を認めない判決を出しています。ちなみに、東京都・日ノ出町処分場では、周辺井戸水から自然界には存在しないプラスチック添加剤（難炎性可塑性）であるリン酸トリエステル系のＴＣＥＰ、ＴＢＸＰが検出されています。・・・・環境ホルモン物質とともに、これらの物質が地下水を汚染し天竜川に流出している可能性がたかいように思われます。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
--------------------------------------
「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク（略称ゴミゼロネット）
〈第４５回定例会〉毎月第２土曜日
日時２００１年 7月14日(土)午前１０時～12時
　所　アイセル２１　３階３１集会室
--------------------------------------
内容
①生ごみたい肥化
②溶融炉・処分場問題・ネットワーク
③古着リサイクル・容リ法その他
--------------------------------------
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
☆あなたの友人のメールアドレスをお知らせください
☆ゴミゼロ通信は転送、転載、複写何でもＯＫです
☆あなたの情報、ご意見、ご感想をお待ちしております
☆※送信御迷惑な場合は遠慮なくご連絡ください！送信を止めさせていただきます
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
●●ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク●●
　☆連絡先☆
┌────────────────────┐
│壷阪道也　　　　　　　　　　　　　　　　　
│〒421-0111静岡市丸子新田277-4
│TEL・FAX 054-257-3177　　　　　　　　　
│Email mirai2@bj.mbn.or.jp future2@nyc.odn.ne.jp
│HP　http://plaza25.mbn.or.jp/~gomizeronet/　　　　　　　
└────────────────────┘