皆様 続「残暑御見舞い申し上げます」
今年は日本は冷夏。昨日14日は10月下旬並!?
でもヨーロッパでは熱波。誰もが感じる異常気象ですネ!
ニューヨークでは大停電。近代文明の都市機能の弱さをさらけ出しております。
しつこいようですが、
それでも、尚かつ私は訴えたいのです。m(__)mお許しください。
 

 
「うだつの上がらない男」の夏休み
 
今年の夏休みの計画は予定通り行かず崩壊。
仕方がなく、我が故郷の岐阜県関市へ帰省。
ついでに、40年ぶり(小学校の遠足以来)の郡上八幡
(※郡上八幡は小柳ルミ子の「私の城下町」の舞台だって!)
と美濃市を訪問。
両方とも、旧い町並みが残っていて、散策するのはけっこう心地よかった。
そう高山や倉敷、馬籠の延長みたいの雰囲気。
美濃市は和紙の街。
小学校の時は、よく自転車で遊びに行った記憶がある。
 
子供心には何も街並みなど興味がなかったのに、
今見ると味わいを感じる。
郡上踊りの真っ最中でも、昼間はそれほど混雑していなかった。
美濃市はガラガラ。観光スポットの独占状態。
美濃の売り文句は「うだつの上がる街」だが、(※うだつは後段参照)
郡上八幡にも、よく見るとやはり「うだつ」を発見した。
インターネットで「うだつ」を検索すると、もっと立派な「うだつ」が各地にある。
もちろん、そんな立派なものではなくても、十分心地よい。
 
 
 
自分でよく考えてみるとこの町並みは私の故郷=関市
でも見たことがあるような気がした。
立ち寄った関市観光課で
「関市にもあんな『うだつ』があったよね!?」
と尋ねてみると、
「そうだよ。ただ産業が発達したりすれば、
早めに新興住宅街や商店街に変わっていく。
気が付いたら、ほとんどが取り壊された。
発展が遅れたことが幸いしてか、
郡上八幡や美濃は旧い町並みが残っていて、
それを観光のために保存するようにしたんだ」
 
3〜40年前の状態を保存するだけでも町興しになる。
開発が遅れた狭い路地、車で通るには不便。
でも、それが今や町興しの武器になる。
プラス材料だった「産業の発達」もバブル崩壊で
暗中模索の時代なのだ。何が幸いするかわからない。
 
人は数十年さかのぼるだけでも、百年、二百年前の形を取り戻す。
少しは「心」も取り戻したかのように錯覚さえする。
 
「大量生産・大量消費・大量廃棄」の“なれのはて”の現在(いま)。
30年さかのぼれば、江戸時代を射程に入れられる。
たった7年さかのぼればミニペットボトルが無くなり
15年さかのぼれば、紙の消費が半分になる
 
少しさかのぼるだけで、心がこんなに豊かになれるのに。
わざわざお金と時間を使っての観光で、
「うだつの上がる」町並みを見る。
「うだつの上がらない男」の夏休み
 
   ☆    ☆    ☆
 
 岐阜県美濃市のHPより
 『「うだつ」が上がる美濃市』へ来てみませんか。
 
「うだつ」とは、屋根の両端を一段高くして火災の類焼を防ぐために造られた防火壁のことで、美濃市には日本で最も多くこの「うだつ」が残っています。裕福な家しか「うだつ」を造ることができなかったため、庶民の願望から「うだつを上げる・うだつが上がらない」の言葉もできました。
 
   ☆    ☆    ☆
 
 ミニペットボトルの売れない街・静岡を創りたい
 ミニペットボトルの売れない街・静岡を創りたい (図表付き)PDFファイル286kb
 
ペットボトル研究
「ミニペットの売れない街・静岡を創りたい!」には、
すでに19名の方からメールでの感想・ご意見・転載等をお知らせいただきました。
きれいごとを言っても、やはり多くの人はミニペットにお世話になっている。
(※正直に皆さん告白していただいています)
ミニペットがあまりよくないことぐらいはみんなが知っている。
でも、「だから何なの?」状態が続いているのが現実なのです。
 
お茶のミニペットを買わないだけでペットボトルの消費は半減します。
それだけで7年前に戻ります。
 
地球と人にチャンスを下さい
絶望しないで、チャンスを下さい
 
知識も大切だけれど、「やはり気持ちなんだ」と思っている私です。
「ミニペットの売れない街・静岡を創りたい!」キャンペーンをやりたいのですが、
誰がお力とお知恵をお貸しください。(表現力に問題ありと考えております)
 
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│壷阪道也                  
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