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「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク(略称ゴミゼロネット)
<第15回会合のお知らせ>毎月第2土曜日
日時 1999年1月9日(土)午前10時〜12時
所 アイセル21
3階 32集会室(「街と生活を考える市民センター」名で借りてあります)
内容 @統一地方選でのゴミ問題アンケートについて
A「ローカルデポジットとゴミ有料化を考える集会」について
Bデポジットについての事前学習について
C第2次リサイクルチェックについて Dその他
<12月12日第14回の概要>
初めての人4名を含む、12名の参加者がありました。
12月5日「ゴミ問題を考える広場」の反省と今後の活動について話し合いました。
12月5日「ゴミ問題を考える広場」大成功!
実数150名近くの人が集まり、換気が悪く暑苦しい会場内での3時間以上の集会にほんとんどの参加者は最後まで付き合っていただきました。(会費収入170人以上!もし雨が降らなかったら?)
「ゴミは埋め立てても燃やしても有害。リサイクルはゴミ処理よりもコストがかかる。ゴミは次世代への大きな負担。欧米ではデポジットと有料化がほとんど実施されている。ゴミ取材を一緒にする仲間ですらペットボトルや使い捨て商品買いに走る。わかっているだけではダメ。もうモラルに頼るやり方は限界。だからゴミ有料化とデポジットの即実施を!」との荻原さんの訴えは会場の観衆の心を確実に捉えたように見えました。
「やっぱりお金?」「大事なのはモラルと教育!」どっち?
「ゴミ有料化によって使い捨てを続ける人々が本当に変わるのでしょうか?」とパネラーの一人の発言。「人は結局お金ですよ。モラルも大事だが、ゴミを捨てるのにお金がかかる有料化や、空缶やペットボトルをお店に持って行けばお金がもらえる制度=デポジットによってゴミ減量は促進できる。」と荻原さん。
これは集会でのパネルディスカッションでのヒトコマです。ゴミゼロネットの例会でも話題になりました。「『やっぱりお金』というのは納得できない。」お金中心の社会の在り方がゴミ問題を引き起こしていることからの発言と思われます!?
「モラルに頼っていても解決しないよ!早くデポジットや有料化を実現しないと」
の発言もありました。どっちが正しいのでしょう?
<デポジット制度(depojit=預託金、保証金)とはコーラやビール瓶のようにあらかじめ商品価格にビン代等が上乗せされていて、それをお店に持っていくとビン代(ビール瓶なら5円、コーラなら10円)を返してもらえる制度です>
だから今度はローカルデポジットです!
デポジット制度は国全体で行うのが理想ですが、未だ日本ではその動きが弱いのです。それなら静岡市だけでもデポジット制度が実現できないものだろうかというのが「ローカルデポジット=地域限定のデポジット制」です。
静岡県熱海市初島ではすでに実施中!
初島のデポジットは今年4月から実施されました。平成10年度実施予算は熱海市530万円(空缶回収機購入費510万円を含む)県の補助金210万円です。
平成9年9月20日の青空議会(熱海市?)において「大分県の離島・姫島村が昭和59年度より実施、東京都八丈島が平成10年度より実施予定であるデポジット制を熱海市でも適当な場所で実施したらどうか」の提案をうけて実施されたものです。
<システムの概要>
ア. デポジット缶の対象は島内の自動販売機及びスーパー等のお店で販売された飲料缶とする。(一部ホテル館内、施設内を除く)
イ. デポジット缶の対象か否かの識別シールを貼らない。
ウ. 小売価格に10円を上乗せして販売する。(上乗せ金10円=預り金10円)
エ. 預り金は10円で、購入者は回収機により空缶と交換で預り金が戻される。
オ. 空缶回収機は港、ダイビングセンター、バケーションランド、漁協スーパーに各1台、計4台設置
カ. 空缶回収機、預り金の管理等システム全体を円滑に運営していくために、初島デポジット運営協議会を設置する。
「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワークとは?
97年10月地球温暖化防止京都会議に向けて静岡大学で行われたシンポジュウムの「ゴミ・リサ
イクル分科会」から生まれたゴミ問題、リサイクルを考える市民団体です。
<連絡先> 壷阪道也
〒421-0111 静岡市丸子新田277-4
TEL・FAX 054-257-3177 Email mirai2@bj.mbn.or.jp
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