日本で唯一の黒チリ生産を今でも行なっている静岡市の石川工業(有)が
今古紙不足で大ピンチに陥っています。
お心当たりの方は、是非石川工業さんに直接連絡するか、私どもにご連絡ください。
(文責 壷阪道也)

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注:黒チリとは新聞古紙を原料とした長方形のチリ紙で、石川工業さん以外にもあと
一社くらいは生産しているかもしれません。石川工業では黒チリの他に主力で産業古
紙(印刷屋さん等からでる古紙等)から白チリを生産しています。

ちなみに我が家でも石川工業さんの白チリを愛用しています。
ロール紙のトイレットペーパーよりも慣れると使い易く、
もちろん、黒チリも含め水洗トイレOK!

今回はその白チリの原料になる白い古紙が不足しているのです。

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古紙不足につき至急のお願い!
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●必要な古紙
白いコピー用紙や書類など、ベースが白の紙。
シュレッダーをかけたものでもOK!
チラシや色つきの紙は多少混ざってもかまいませんが、白色がベスト。

●回収単位(直接、石川工業さんがお邪魔します)
段ボール5〜6箱以上。(原則静岡市内。量によって相談に応ず)
(もちろん多いほどGood!)。

●主に会社、学校、塾等から出るもの
※家庭からはそんなに多くの白い紙の古紙は出ないと思われる。
もちろん、集団で集めればある程度は確保できるかも。

●持ち込み歓迎!
白い紙の持ち込み歓迎!少量でも1キロ5円で買取。
新聞・段ボールの持ち込みOK!但し無料引取り。

●その他
☆白い紙だけの回収ではちょっと〜というのであれば
新聞や段ボールも一緒に回収しても良い
※但し分別してあり、白い紙が相当量あること。
☆白い紙だけでたくさん集まるようであれば、
古紙1キロ当たり5円を支払いも可能。(量による。要相談。原則無料)

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家庭からはなかなか白い紙はでませんが、
勤務先や学校、塾などで心当たりのある方、ご連絡ください。
直接石川工業さんに申し込まれるか、私(壷阪)又は栗岡までご相談ください。

●問合せ先・申し込み先
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石川工業有限会社
           石川 晴美
〒420-0876
静岡県静岡市平和1−1−8
     TEL :(054)271-5804
     FAX:(054)271-5828
e-mail: sakura-office@h7.dion.ne.jp
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●連絡先
「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク
石川工業緊急救援プロジェクトチーム

壷阪道也                 
〒421-0111静岡市丸子新田277-4
TEL・FAX 054-257-3177 Email  mirai2@bj.mbn.or.jp
栗岡 理子 Email HZN00762@nifty.ne.jp

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●背景と考察
 古紙需給バランスがここ1〜2年で大きな変化が起きているのです。中国を中心と
する東南アジアの古紙需要で日本の古紙輸出は96年2万tから00年28万t01年
146万tと急増しています。その海外需要に支えられて、古紙価格のやや持ち直し
てはいるのですが、その反動で古紙は今全国的に不足しています。
<参考>ゴミゼロ通信02年12月11日号
http://plaza25.mbn.or.jp/~gomizeronet/021211.htm

 多分、一番困っているのは石川工業さんのような中小の製紙会社なのでしょう。
 白チリを含めた、トイレットペーパーなどの家庭紙は古くは黒チリを始めに少なく
とも古紙を原料に作られて来ました。家庭紙は使用すれば、それで廃棄処分しかない
わけですから、当然だと思います。
 ところが10数年前から古紙ではなくバージンパルプの家庭紙が大手製紙会社によっ
て大量に作られシェアを拡大して、それによる中小の家庭紙メーカーは大変厳しい経
営を強いられているところにこの古紙不足に直面しているのです。
 私達は静岡市民ですから、静岡にある石川工業さんに目を向けるとして、各地のそ
ういった中小の製紙メーカーの状態に本来はもっと関心をむけるべきなのでしょう。

 また、これは私達普通の市民にとって朗報なのかもしれません。
 古紙回収と言えば、「うれしいトレペ」の雑古紙回収は別として、新聞・段ボール
・雑誌の3分別をしますが、新聞や段ボールよりもっと良質の白い紙は残念ながら雑
誌として分別しています。これがキチンと分別さえすれば、もっと有効に生かせる道
が開けるかもしれないということです。もちろん、石川工業さんの場合はある程度ま
とまらないといけないとい条件がつきますから、一般家庭の場合は少し問題があるか
とは思いますが。

 それと会社や学校等の古紙回収は事業ごみですから、行政からの報償金の対象には
ならないことも重要なポイントですから、ご注意ください。

「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク 壷阪道也


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<参考>
●石川さんからのメール
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はじめまして。
「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワークのホームページを拝見しました。

私の父は、静岡市平和町で、家庭紙(ちり紙)を製造している会社を
経営しております。
ご存じかもしれませんが、このところ家庭紙用の原料が逼迫しており、
古紙の問屋は大手のメーカーへの供給を優先し、家のような小さな
メーカーへの原料供給は後回しにされています。
冬場で出荷の最盛期ということもあり、原料の在庫に不安を抱えている
情況です。
そこで、お伺いしたいのですが、壺阪様が運営されているような民間の
リサイクルボランティア団体は回収した古紙をどのようなルートで、どこへ
納入されているのでしょうか?
ボランティア団体が回収した古紙を直接購入することは可能なので
しょうか?
当方が必要としているのは主にオフィスの書類等の白い紙(ケント)です。

突然のお伺いで失礼かと存じますが、この件について何かご存じの事が
ありましたらお教え下さいますようお願い申しあげます。

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石川工業有限会社
           石川 晴美
〒420-0876
静岡県静岡市平和1−1−8
     TEL :(054)271-5804
     FAX:(054)271-5828
e-mail: sakura-office@h7.dion.ne.jp
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│壷阪道也                 
│〒421-0111静岡市丸子新田277-4
│TEL・FAX 054-257-3177         
│Email  mirai2@bj.mbn.or.jp  future2@nyc.odn.ne.jp
│HP http://plaza25.mbn.or.jp/~gomizeronet/       
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