☆ゴミゼロ通信2007年3月4日号(今号509通発信)
情報満載!ゴミゼロネットのホームページ 
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★エコハウスのホームページができました!
http://homepage2.nifty.com/ecoinfo/
┏━↓ 今日の話題のダイジェスト↓━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
●「リサイクルは要らない」の武田教授に出会った
・今秋静岡で武田教授を招いてシンポ開催決定!徹底討論を!
・武田教授から私へのメール 2007/3/3
●ゴミゼロフェスタ開催決定07年4月15日 ボランティア大募集!
●第五回菜の花まつり(3/18山梨県増穂町)
「リユース食器レンタル SpaceFuu メールマガジン」より転載(壷)
●静岡市灰溶融炉の第5回目の情報公開請求を行いました
・静岡市の灰溶融炉で生成されるスラグの品質
・新西ケ谷清掃工場の機種が新日鉄(直接溶融炉)に決定
・過去に静岡市の灰溶融炉は爆発事故を起こしています
・過去の静岡市灰溶融炉に関する情報公開資料
●<独り言>
●ゴミゼロネットの定例会にお集まりください! 
 第113回「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク定例会
2007年3月10日(土)午前10時〜 エコハウスしずおか
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●「リサイクルは要らない」の武田教授に出会った●
 
 静岡市議会の自民党主催の「ごみセミナー」が開催されると聞いて、勇んで参加した。
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とき:平成19年2月17日(土)
場所:はあとぴあ清水6階多目的ホール(入場無料)
<基調講演>
1.「ごみ減量対策にリサイクルは不要」 名古屋大学大学院 武田邦彦教授
2.「御殿場市における家庭ごみの減量とリサイクルへの取り組み」
  NPO法人 エコハウス御殿場 理事長 勝又さつき
<パネルデイスカッション>
テーマ「静岡市の地域特性を生かしたごみ対策とは」
コーディネーター:平井一之 静岡県環境資源協会事務局長
パネラー:佐藤エイコ 静岡市消費者協会会長
     駒形榮一 NPO法人マンパワーカフェ理事長
     糟谷眞弘 静岡市環境部廃棄物処理課
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 私がこの集会に興味を引いたのは、(1)珍しく政党が主催(しかも自民党)でごみ問題の集会(2)「リサイクルはしてはいかない」などの著書で有名な武田教授(3)勝又さんをはじめ、みんな知ってるパネラー、講師陣による武田教授を巡る討論が聞けたら(もちろん、飛び入り参加できたら)であった。しかし、各種集会については、ゴミゼロ通信などで事前に紹介するのを常としている私だが、(一部には紹介したが)そうはしなかったのが私のこの集会へのスタンスであった。
 さて、会場へ。会場は自民党市議団、静岡市廃棄物担当者(環境部長も含む)でひしめき合っていた。一番前の席に座り、武田教授の50分ほどの講演を聞いた。
 講演内容は丁寧にA45ページに文章化されたものが配られていた。
一、ゴミ・ゼロにして子孫に資源を残したい。
二、子孫に荒廃した国土を残さない。
三、自分の世代はそのためなら少しは我慢しても良い。
という始まりや、「(ごみを)焼けば二酸化炭素が出ますし、焼くという行為がいけないことなんですが、…」という主張などを除けば、まさによく言って「刺激的」、悪く言えば「腹立たしい」言葉が機関銃のように出て来た。
 もちろん私はすべてに反論がある。 →以下が私の反論

(1)地球の温暖化しても、海面上昇しない
  →海面上昇する可能性は高い。
(2)ペットボトルのリサイクルは4万tしか循環していない(業界は回収率65%20万以上再資源化と主張)
  →その疑いは強いが根拠もなくて言っていいものか
(3)一人当たりが出すゴミ量はドイツ人は日本人の倍。それはリサイクルをしているから
  →産業廃棄物までごみ量に含まれるドイツとゴミの概念が違うのでおかしな比較だ
(4)自治体のごみ担当者は分別したゴミはどうなるかは知らないし、市民に言わない。
  →自治体担当者がゴミ・リサイクルの行方を知らないことはあり得ない   
(5)日本人全員がリサイクルの行方を取材していない。
  →多くのごみ問題市民グループは、ゴミ・リサイクルの行方に関心がある  
(6)紙のリサイクルと森林を守ることは関係ない。開発途上国の森林は減っているが紙とは関係ない
  →開発途上国の森林減少に日本は大きな責任があり、森林資源を守るためにも紙のリサイクルは重要だ。
などなど……。
 普通にごみ問題に取り組んでいれば、こんな感じで反論したくなるのは特別なことではない。

 講演後、司会者が質問のある方と言われるので手を上げた。しかし、(1)(2)あたりで、司会者に「時間の関係があるので…」と質問を遮られた。結果的に壇上で答える武田教授によってその主張がより強調されただけだった。まさに「やぶへび」だった。勝又さんの講演の後、パネルディスカッションがあるので期待したが、武田教授は会場内にいるのに参加せず、パネラーたちも当然の私のような疑問には触れないで3時間を越える集会は終了した。まさに不完全燃焼。会場にいた私のゴミゼロネットの仲間も「壷ちゃんもおとなしくなったねえ」と私の穏やかな質問姿勢に驚いていたくらい腹を立てていた。
 
 マレーシア・サラワク州プナンの森の人々を静岡に何度も呼んだ彼女からすれば、熱帯林減少に日本は全く責任がないかの講演内容には当然怒り心頭だったろう。

 こんなことで引くわけにいかないと講演後、武田教授とメールアドレスを交換し、情報交換を約束した。早速メールをすれば返事がすぐに返ってくる。集会後の1週間ほどで私が10通、武田教授側からは8通のメールのやりとりをした。武田教授からは「是非シンポジュウムをやろう」という提案もあり、私も「是非秋に静岡に招きたい」と逆提案をした。
 
●今秋静岡で武田教授を招いてシンポ開催決定!徹底討論を!
 私は、実は武田教授の本は読んだことがなかった。
 しかし、武田教授の主張はその彼自身のHP
 (名古屋大学 武田邦彦 http://www.numse.nagoya-u.ac.jp/F1/profhome.htm
に丁寧に本を買わなくても読めるようになっている。まだほんの少ししか読んでいないが、相当てごわい。本当にいろんなことを勉強しているという印象だ。でも1週間での武田教授とのメールによる意見交換で発見したことは、「武田教授はかなり激しいエコロジストであること」「『ゴミはリサイクルより燃やせ』という主張かと思ったら『3R、4Rの原則は否定しない』と言われたこと」である。方向性で意外に違いがないかもしれないと思ったのだ。

 でも本当に不思議なことは、私に出会ったことを「やっと我々の長年の謎が解けるかもしれない」と武田教授が感想を言われたことだ。私のようにねばっこく意見交換を迫る人に会わなかったのだろうか?そう言えば100人以上の参加者がいたあのシンポジュウムで誰も武田教授に反論をしなかったのも不思議なできごとだった。多くの肩書き、知識、経験、話術、いずれをとっても私などの比べものにならないくらいすぐれた武田教授は横綱と赤子くらいの実力差があるだろう。しかし、私は是非今秋武田教授と一緒にシンポジュウムをやり対論したいと考えている。すべてに劣っていても、私には「次世代へ何を残すべきかという強い意志と情熱」があるからだ。まだ日程を決めているわけでないので、「壷阪には任せられない!」「私にやらせろ!」と考える論客皆様の参加を期待したい。(ゴミゼロ通信は、多数のごみ問題の論客に届いている)
 武田教授は私ごときにも誠意をもって接していただいていることには感謝だ。ごみ問題・大量生産大量消費社会の大転換のためには避けて通れない壁だと思う。
 
2007年3月3日記(壷阪道也)
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私は上記文章をすぐに武田教授に送信し、私の意見と今秋のシンポ開催の公表を確認した。
送られてきたメールが以下である。武田教授の確認のもと
その全文を公開します(壷)。※私への誤字も坂→阪(正)も無修正
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●武田教授から私へのメール 2007/3/3
 
壺坂さん

名古屋大学の武田です。

メール拝見しました。壺坂さんと議論ができて、その後、少し考えております。
また添付いただいた文章は環境問題の議論を進める上で大変、貴重な物と思いま
した。客観的に適切に記述されていると私は思いました。

一つだけお願いがあります。これはまさに壺坂さんが言われた「私の表現の問題」
と思いますが、私は次のように言ったと認識しています。

「気候変動によって北極の気温が高くなった場合、氷は溶けるが海水面は上がら
ない。これはアルキメデスの原理で若干の塩分補正はあるが、現実には上がらな
い。南極は温暖化すれば返って海水面は下がる。これはIPCCも報告しているので
間違いない。全体としては海水面は上昇すると考えられているが、環境は大切な
ので一つ一つの事実を正確に伝えることが大切だ」

ということで、これは私のネットでも常に言っていることです。海水面が上昇す
るとしたら主として、1)熱膨張率 2)極地以外の氷の融解 で、このことは
国民に正しく伝わっていない、ということです。もし壺坂さんがそう聞いたとお
考えならこの部分だけご修正いただければと存じます。また私も少し表現方法を
考えてみます。

私は現在の気候変動を「ゆゆしき問題」と捉えており、それであるが故に「利権
などの為に間違った情報を国民に流す」というのは「許せないこと」と考えてい
ます。なぜ、正確に伝えないのかも私の疑問の一つです(正確に伝えて何がこま
るのか?・・・温暖化による海水面の上昇は極地の氷は無関係・・・と事実を伝
えてなにが困るのか?はまだ私の謎として残っています。)

ともかく、少しまた前進したような感じもします。

草々
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●ゴミゼロフェスタ開催決定07年4月15日
ボランティア大募集!連絡待っておりますmirai2@bj.mbn.or.jp まで
 
第8回ゴミゼロフェスタ in沼上清掃工場
持込時間   午前10時〜12時
持ち帰り時間 午前11時〜午後1時半
 
詳しくは
ゴミゼロフェスタのチラシ PDFファイル 195kb
 
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●第五回菜の花まつり(3/18山梨県増穂町)
「リユース食器レンタル SpaceFuu メールマガジン」より転載(壷)

 地球温暖化防止対策が大きな課題になっている折、スペースふうでは、身近なと
ころから意識改革のきっかけづくりにしていきたいと常に考えています。
そこで、スペースふうは、地元の山梨県南巨摩郡増穂町から遊休農地を借りて菜の
花畑を作り、景観を楽しんでもらうと同時に、菜の花の収穫と搾油体験、さらに廃油
を回収し、環境に負荷の少ないディーゼル燃料を作ってしまおう!という壮大な「菜
の花プロジェクト」を2002年に立ち上げました。

(菜の花エコプロジェクトの年間スケジュール)
菜の花まつり - 菜の花・種刈り取り - 搾油体験・BDF(バイオディーゼル燃料)学
習会・環境授業 - 草刈 - 耕作・施肥作業 - 種まき

現在、増穂町では菜の花が咲き誇り「菜の花まつり」を開催する季節となりました。

 今年は、行政、地球温暖化対策地域協議会と初めて実行委員会形式で行います。
菜の花まつりの内容は、BDF車の見学、ソーラークッキング、ソーラーコンサート、種の
搾油体験、廃油の回収、菜の花の天ぷらそば販売、他むかし遊びコーナーを設けます
ので、ぜひお気軽に楽しくご参加ください。
 環境問題について一緒に考える一日にしませんか?

 日   時:3月18日(日)11:00〜14:00
 会   場:山梨県南巨摩郡増穂町青柳町 くつま整形外科北側の菜の花畑 
      国道52号線(静岡方面に向って)「青柳2丁目」交差点を左折
      富士川大橋の手前左
 駐車場:くつま整形外科駐車場をお借りしています
 参加費:無料
 主 催:菜の花まつり実行委員会
     (増穂町・増穂町地球温暖化対策地域協議会・スペースふう)
 後 援:山梨県地球温暖化防止活動推進センター フィールド21

菜の花プロジェクトサイトはこちら↓
http://www.spacefuu.net/nanohana.html
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●●静岡市灰溶融炉の第5回目の情報公開請求を行いました●●
 去る2月16日に請求し、2月28日付けで情報公開されて資料を受け取りました。
 雑務に追われて、まだ整理がついておりません。
 請求したのは06年8月〜07年1月までの灰溶融炉の運転状況、運転コスト、売電状況、スラグの行き先などです。
ざっと見た感じの状況としては、
(1)9月、12月の一時期を除けば、一、二号炉の同時運転はせず、交互運転が続いている。
(2)毎月3〜800tのスラグが生成されているが、70〜300tのスラグしか公共工事等に利用されていない。
という印象です。
詳細を分析し、HP等で公表していきたいと考えています。
 
●静岡市の灰溶融炉で生成されるスラグの品質
たまたまですが、静岡市の灰溶融炉で生成されたスラグを手にすることができました。灰溶融炉完成前に、スラグの見本として、灰溶融炉担当者からいただいた、2cm角くらいのガラス状きれいなものや、沼上清掃工場に展示していある数mm角のものともまったく違う、さらに細かい砂状のものでした。
 スラグが無料であってもなかなか砂利の代替として使われない理由がわかるような気がします。
 
●新西ケ谷清掃工場の機種が新日鉄(直接溶融炉)に決定
 昨年11月15日、一般競争入札が行われ、平成21年度竣工予定の新西ケ谷清掃工場の機種が新日鉄エンジニアリング(株)(直接溶融炉=シャフト炉式ガス化溶融炉)に決定しました。
 元々は、沼上清掃工場のようにストーカー炉+灰溶融炉にするという計画だったものが、灰溶融炉がうまく動かないからか、方式変更のうわさがありましたが、やはりそうでした。私は、一般競争入札ではなく、機種指定をして随意契約で決定したものと誤解していましたが、間違っていました。入札結果表によると、JFE環境ソリューションズ(株)、(株)タクマ(※いずれもストーカー炉+灰溶融炉を提案)と争い、価格、技術評価点とも優る新日鉄に決定したことになっています。それによると技術評価点で、新日鉄の直接溶融炉は、ストーカー炉+灰溶融炉より、明らかに優っていることになっています。その詳細が知りたいところです。
 よって、この機種決定についても、詳細を情報公開請求をしている最中です。
 
●過去に静岡市の灰溶融炉は爆発事故を起こしています
 静岡市では、一般廃棄物最終処分場(沼上処分場と貝島処分場)の延命のため灰溶融炉(電気式プラズマ溶融炉 60t/日×2基 建設費63億円)を建設し、2004年3月本運転開始しました。
※灰溶融炉とは焼却灰を1300度以上の高温で溶融(溶鉱炉で鉄を溶かすように)固化し、スラグと呼ばれるガラス状、砂利状の物質にすること。廃棄物を直接溶融する、ガス化溶融炉・直接溶融炉とは違う)
 ご存知のように2004年7月9日灰溶融炉爆発事故を起こしました。
 
☆過去の静岡市灰溶融炉に関する情報公開資料
私は、爆発までもは想像しないまでも、灰溶融炉という技術に疑問を持ち続けてきましたので、
第1回(2004年7月)、第2回(2005年7月)、第3回(2006年1月)、第4回(2006年8月)と溶融炉の運転状況、運転コスト、スラグの行方などの情報公開請求を行ってきました 

06年9月集計分 A4版4ページ PDFファイル78kb

http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/5469/siryou/0609haiyoyurojokuo.pdf

05年7月分 PDFファイル 84kb A4版8ページ
04年7月分 A4版8ページ PDFファイル54kb
(壷阪道也)
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町田の動きも見離せない!
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<独り言>
 とても久しぶりのゴミゼロ通信。いっぱいあって何から手をつけてよいか分らないまま、やや行動が鈍っているなあと考えている今日この頃。
 ごみ問題以外の課題もいろいろありすぎて。人の命も大事だし、政治の変革も大事だし…。
 
 今年は本格企画としてもゴミゼロサミットはとても開けそうにはないけれど、7月くらいに是非、リユース食器を考える講演会をその代替として、多くの県内の団体に呼びかけて行いたいと考えている。
 もちろん、講師はスペースふうの永井寛子理事長。でもまだ正式な依頼はしていませんが。
 4月28日、29日には静岡リサイクル協会主催のシミズフェスタがあり、そこでもリユース食器に挑戦すると聞いている。ふと考えると私たちゴミ仲間などというのは、リサイクル(再資源化)より当然のようにリユース(再使用、再利用)優先に考えてきて、すこしでも実践してきていた。
 
 武田教授との不思議な出会いは、いろんなことを考えさせられている。
 表現方法とか、主張がかなりの違いがあるようで、実はリサイクルへの問題点などはあまり違っていない。ごみ問題を始めた10年ほど前、初めて新聞の取材を受けて、記事にしていただいた。その記者は何度も取材をして、記事を丁寧に作っていただいたと記憶している。しかし、記事の中に「リサイクル社会を目指す」壷阪と書かれてあった。少しがっかりしたことを覚えている。当時から、リサイクルへの疑問があり、そうしたお話も取材の中でしっかりしたつもりだったのだが、あえて言うなら「循環型社会を目指す」だったはずなのに。
 周りは、確かに「リサイクルとリユースの違い」もあいまいのまま、3R(リデュース、リユース、リサイクル)の言葉だけが先行している。私もリサイクルの取り扱いには迷い続けていた。そしてリサイクルへの評価があいまいのまま、実は「ゼロ・ウェイスト」に出会った。
 徳島県上勝町の笠松町長の話し方は「リサイクルは税金もエネルギーも無駄遣いになることが多い」とすっきりと端的に表現していたことに驚いた。私のようにごちゃごちゃ言わないのがすごいと感じた。
 同じく上勝町のゼロ・ウェイストアカデミーの松岡さんは、話しが難しくなるので「リサイクルへの批判は避けている」と言ったのを聞いたことがある。これもわかる話だ。
 
 その反対側にいるのが静岡市だ。静岡市と私はペットボトルのリサイクルの問題点の捕らえ方はそんなに違いはない。しかし、行動としては、静岡市は、ペットボトルを店頭回収にとどめ、ステーション回収をしていない。回収責任は企業・業者にあるからだの主張があるからだ。そのため、他都市と比べてあきらかにペットボトルはより多く燃やされている。
 私は燃やし続ける中では使い捨てペットボトルは変わらない。おかしなリサイクルでも燃やすより、ペットボトルもリサイクルすべきだという意見だ。これは3Rの原則に基づく発想である。
 
 武田教授が「リサイクルは間違いだ」とか、とにかく普通に私たちの気にさわることを言う。しかしその批判の対象は、私たち市民運動ではなく、主要に間違った情報を利用しようとする業界や公的機関であるようだ。
 私は市民運動や、市民社会の中で、どうしようかと苦闘している。武田教授はどこに身を置こうとしているかが、今秋の論点だろう。今年ももっと素敵な出会いがあるのだろう。
2007年3月4日 壷阪道也記
┏━↓●定例会情報●↓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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●ゴミゼロネットの定例会にお集まりください! 
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 第113回「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク定例会
2007年3月10日(土)午前10時〜 エコハウスしずおか
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※114回定例会4月14日より定例会の会場をアイセル21に復帰する予定です
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清水のゴミを考える会 3月例会
日時 3月13日(火)午後7時〜
場所 静岡市清水社会福祉会館(ハートピア)3階 中会議室
連絡先 静岡リサイクル協会 0543−63−1273
Email  simizu.fmc@nifty.com
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第32回会合 志太ゼロ・ウェイスト市民ネット          
日時:3月30日(金) 夜 7:00〜 
場所:アトレ焼津3F 焼津公民館
TEL&FAX:054-628-8455 (村松)
 E-Mail :wbs29330@mail.wbs.ne.jp (田中)
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