010111号ゴミゼロ通信「灰溶融炉＆プラリサイクル」

（※一部順序等編集）

　溶融処理は、「ダイオキシンを分解する」「最終処分場が不要になる」（浜北市でも市民側が『溶融固化すれば最終処分場は不要になる』としている。実際は、たとえ「スラグ」が１００％再利用されても二次的な「飛灰」が発生し処分場に埋立られる）との鳴り物入りで莫大な税金を投入して導入されます。また、「溶融炉」は製鉄所の溶鉱炉のように高度な技術を必要とし、自治体職員では操作ができないとも言われています。コストも莫大で財政負担を重くしていきます。・・・・・そこまでしてメリットがなかったら何の為の溶融炉導入かということになります。環境汚染問題は焼却炉と何ら変わりはありません。建設地元住民にとっては、とてもガマンできるものではありません。

　浜松市は３００億円前後の巨費を投じて（ほとんどメリットのない）ガス化溶融炉の導入を図ろうとしています。（西部地域の広域処理では「灰溶融炉」の導入を計画）ダイオキシン分解の技術ならば、安価な技術も開発されています。再資源化も含めていろいろな技術のなかから検証を重ねながら（市民参加により開かれたなかで）検討していかないと大変なことになりそうです。

●「検証・ガス化溶融炉」の著者でもあるK.Tさんからの前記のTさんに届いたメールをの複写です。（※TさんからはK.Tさん本人の了解がえられていないので匿名専門家としてくれないかとのことですので匿名とします。でも、読めばわかると思いますが、知る人ぞ知る有名な方です。　壷阪）

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「熱帯材を使わない選挙を！」通信第１２号

発行　ＨＰ「世界の森を守れ」制作者　米澤興治
　　２００１年１月８日
　　転載大歓迎
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１．国会議員への質問メールの原案の改訂版
　前号で、国会議員へのメールの原案をお知らせしましたが、西岡さんより、アドバイスをいただきました。その内容を取り入れて、書き直してみました。説明の文章が長くなりましたが、いかがでしょうか。ご意見をお待ちしています。改訂する必要がなければ、今月の後半ぐらいから、国会議員への質問メールを送り始めようと思います。
　
　以下が、書き直した質問メールの原案です。

　私達は世界の森林破壊を少しでも防ぐために、選挙の掲示板に熱帯材合板が使用され、使い捨てされている現状を何とかしたいと思っております。
　そこで私達は、「熱帯材を使わない選挙を！」というキャンペーンを始めています。それは、全国の自治体や国会議員の皆さんに、「熱帯材を使わない選挙を！」の要望を込めた、質問メールを送り、その回答をホームページに掲載し、少しでも早く「熱帯材を使わない選挙」の実現をめざそうというものです。
　すでに、１９９６年の関西熱帯木材使用削減委員会の調査によると関西の自治体は６９自治体が熱帯木材の使用削減を政策の一部としており、９７年の同削減委員会のまとめでは、全国の１７０以上の自治体が熱帯材の使用削減をしており、熱帯木材が枯渇しつつある現在ではその政策がさらに拡大しつつあります。
　また当方から自治体にメールで問い合わせたところ、「選挙の掲示板に熱帯材合板を使わず、再生紙ボードやペットボトル再生品を使用している」という回答の自治体が大阪府４、兵庫県９、和歌山県６もあり、回答のあったほとんどの自治体が、次回からまたは今後、非熱帯材合板の使用を検討するという回答でした。全国的には非常に多くの自治体が、熱帯材を使わない選挙を実現しており、コスト的に見ても、十分実現可能な段階に来ています。また、ゴミの削減・二酸化炭素排出の削減のためにも、選挙において、熱帯材合板の使用・焼却処分を続けることは大きな問題だと思います。
国会議員の皆様も、この趣旨をご理解いただき次の質問に対する回答をお願いいたします。

(1)あなたは、「熱帯材を使わない選挙を！」キャンペーンに賛成されますか。それとも反対されますか。

(2)その理由をお答えください。

(3)「熱帯材を使わない選挙を！」キャンペーンに賛成される国会議員の皆様は、具体的にはつぎのうち、どのような行動をとっていただけるでしょうか。（複数回答可）
　　ａ．あなたの選挙区の自治体に選挙ポスターの掲示板に熱帯材合板を使用しないよう伝える。
　　ｂ．あなたの次回の選挙では、ポスターを掲示する場合、新しい熱帯材合板は使わない。
　　ｃ．あなたの所属する政党や他の議員に対し、次の選挙で、新しい熱帯材合板を使わないよう要望を伝える。
　　ｄ．その他、あなたのできることがあれば答えてください。

(4) 前回の選挙で、あなたは熱帯材合板をどのくらいの量を使われましたか。

(5)あなたは、「熱帯材を使わない選挙を！」キャンペーンの賛同者になっていただけるでしょうか。（賛同者になっていただいた場合は、「熱帯材を使わない選挙を！」のホームページにお名前を掲載します。また、自治体や他の国会議員への質問メールににも、お名前を掲載します。）

以上ご回答よろしくお願いします。なお、あなたの回答は「熱帯材を使わない選挙を！」のホームページ
（http://www.gin.or.jp/users/k-yone/etc/senpos/senpos-index.htm）に掲載させていただきます。

「熱帯材を使わない選挙を！」キャンペーン賛同者

ホームページ「世界の森を守れ」制作者
　　　　　　　　　　　　　　　　米澤興治
古紙ネット静岡　　　　　　　　　栗岡理子
ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク
　　　　　　　　　　　　　　　　壷阪道也
ジュビリー福岡　　　　　　　　鈴木恒
A SEED JAPAN　森林チーム　　　青木将幸
A SEED JAPAN               　野口美穂
奈良熱帯林保護ネットワーク代表
                                前　圭一
ウータン・森と生活を守る会事務局
                                西岡良夫ほか
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科　助手
                                関良基
Ｇreen・Ｕp　（江東区の環境活動グループ）
                                伊藤ゆり子
千葉県在住　　　　　　　　　　　渡辺拓郎　
ＮＰＯ法人レインボーパレード事務局　岡本
立命館大学大学院生              松田直子
千葉県在住 WWF JAPAN 会員    佐藤和美
三重県在住                      角谷由美
ＡＳＥＥＤＪＡＰＡＮ森林チーム　小川絢子
社会福祉士・浜松市民            粟倉如庵
特定非営利法人「エコロジーオンライン」代表
　　　　　　　　　　　　　　　　上岡　裕
　　　　　米澤興治
Ｅメール　k-yone@gin.or.jp
ＵＲＬ　　http://www.gin.or.jp/users/k-yone/

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ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク（略称ゴミゼロネット）
〈第３９回会合のお知らせ〉毎月第２土曜日
日時２００１年１月１３日(土)午前１０時～１２時
所   アイセル２１　４階４１集会室
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内容
①第３回ゴミゼロフェスタについて
②溶融炉・処分場問題
③３月循環型社会大講演会・その他
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