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☆ゴミゼロ通信2002年6月1日号(今号521通発信)
情報満載!ゴミゼロネットのホームページ http://plaza25.mbn.or.jp/~gomizeronet/ ┏━↓ 今日の話題のダイジェスト↓━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ●住民を締め出して進む〝廃棄物処理〟有事態勢 by津川敬 ●茨城県笠間市で今起こっていること ●豊橋からのニュース 不当判決に極めて遺憾 ●静岡県福田町ダイオキシン測定速報 中学校で2.5倍! ●<02年5月16日朝日夕刊>ワールドカップはごみの山 ●静岡県に焼却灰エコセメント検討委員会設置
●『TFSR 自立のための道具の会』ホームページ
●独り言
〈第56回定例会〉6月8日(土)午前10時~12時●「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク(略称ゴミゼロネット) 所 アイセル21 3階33集会室 〈第57回定例会〉7月13日(土)午前9時半~12時 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━↓●住民を締め出して進む〝廃棄物処理〟有事態勢● ↓ ━━━━━┓ 津川敬さんからのお便りです ----------------------- 住民を締め出して進む〝廃棄物処理〟有事態勢 2002・6・1 本稿の概要 1 PFI、エコタウンなど、大規模リサイクル施設建設の動きが活発であるが、実態は産業界が全額負担すべき廃棄物処理コストをリサイクルの名で国や自治体がこれに補助金を出して支援しようという舞台装置にすぎない。結局は公共が関与する巨大廃棄物処理施設であり、たとえば豊島廃棄物処理を直島にやらせる見返りとして香川県が現地の三菱マテリアル㈱にリサイクルと称する精錬施設を提供した直島エコタウンがその典型である。最近では倉敷市が水島コンビナート内にPFIで川崎製鉄と組んで、一般廃棄物を処理する事業計画を進めているが、その3分の2あるいは同量の産業廃棄物を処理することが条件なのである。 2 これらの計画に住民が関与したり監視する機会は必然的に遠くなっている。東京都は石原の音頭で湾岸の一角にスーパーエコタウンをつくる構想を進めており、瀬 戸内海では沿岸のコンビナートを船で結ぶ静脈物流システム計画が進んでいる。こ れら構想の中心技術は「・uヒ蓮w」融」であり、このままではリサイクルの名で有無をいわせぬ環境汚染が拡大する一方となる。 3 こうした状況で環境省は来年の廃棄物処理法改正で産廃と一廃の垣根を外すが、その条件として拡大生産者責任の強化に本腰を入れるとしている。これに真っ向から反対しているのが経済産業省で、2000年の廃掃法改正で事業者責任を組み込んだのだから、リサイクル施設を廃棄物規制から外せと主張している。環境省は産業界とタグを組んだ経済産業省の動きを封ずることができるのか、しかし環境省側も内部に多くの矛盾と弱みを抱えている。 4 こうした廃棄物政策の有事態勢に、住民側はどう反撃すべきか、これまでの「身の回りのごみは自分たちで」といった牧歌的路線では到底太刀打ちはできないところに追い込まれていることは確かである。 本稿はとりあえず国と産業界が総ぐるみで進めている廃棄物政策の一端を・uキ諭w)察し、当面の問題提起とするものである。 ◆規制緩和を求める産業界 来年の廃棄物処理法改正をめぐって環境省と経済産業省のバトルがつづいている。特に改正の主要ポイントである拡大生産者責任(EPR)の盛り込みについては、環境省側が罰則規定を設け「適正処理困難物の回収・処理」を企業側に義務づける方針という。 これに対し経済産業省側は本年3月20日、「リサイクル事業をごみ処理規制から完全分離」する方策を打ち出した。産業界の意向を受けた経済産業省の本音は「製造段階からメーカー責任でEPRをかけるならその後の処理対象物は廃棄物規制から外せ」というあたりにある。廃棄物規制から外れたリサイクル施設はもはや廃棄物処理施設ではなく、一般生産工場なみの扱いになる。その範囲での環境基準は適用されるが、廃棄物処理施設としての知事の許可は不要、住民同意や県外産廃の持込み禁止といった規制は消える。 環境省側はこの動きに「安易な廃棄物規制の撤廃は不法投棄や不適正処理の増大につながりかねない」と焦りをみせている。 だがその一方でリサイクルを表看板にした民間事業を支援しようとする行政の動きがいまたけなわである。そのひとつが1997年に発足したエコタウン事業だ。もともと経済産業省(旧通産省)と環境省(旧厚生省)の共管事業として発足したものだが、当初、その支援対象と支援方法に両省間の齟齬があった。 結局通産省側は「リサイクル施設に対する支援(ハードとソフト)」、厚生省側は「廃棄物処理センターとそれに付随するリサイクルプラザに対する支援」という住み分けを図って決着をみた。ちなみに前者の補助率は3分の1、後者は4分の1であるが、特にすぐれた事業には2分の1が補助される。 この事業は2001年度に終了予定だったが、さらに3年間の延長が決まった。そして本年3月28日、香川県直島エコタウン(「エコアイランドなおしまプラン」)が環境、経産両省の共同承認を受けたことによってとりあえず全国で15件のエコタウン計画が動き出すことになる。 ◆「環境」が最後の砦 ところで、こうした局地戦略ともいうべきエコタウン計画は今後さらにグレードアップする勢いにある。2001年6月14日、小泉首相が旗振り役となり、「都市再生プロジェクト」が立ち上がった。その一番手が東京湾臨海部に廃プラ、PETボトル、建廃、家電などを処理する高度リサイクル施設や高次溶融処理施設を建設し、東京圏の関係7都県市の産廃・一廃を受け入れるといういわゆるスーパーエコタウン構想である。 一方西日本で計画が進んでいるのが「静脈物流システム」である。特に瀬戸内海エリアの1府9県(大分、福岡を含む)に広がるコンビナート企業群の技術やノウハウを海運ネットワークで結ぼうという構想が注目されているが、港湾が重要な位置を占めるため、国土交通省も一枚噛むことになる。この計画実現に向けて目下大車輪で調査を進めているのが中国経済産業局である。 最近では室蘭港が静脈物流港として名乗りをあげたというから、おそらく全国的な規模でここの構想が動き出す気配である。 スーパーエコタウン、静脈物流システムの中核となる手法のひとつがPFI(民間資金による公共事業の推進)であるが、その成否が動脈産業による廃棄物・リサイクル事業への参入を左右することになろう。これまで生き残りをかけて多くの企業が異業種分野に手を出してきたが、いずれも十分な成果をあげられずにきた。その最後の砦が「環境」である。とりわけ本業だけではやっていけないセメント、鉄鋼など巨大素材産業にとって起死回生を図るまたとないチャンスといわねばならない。 中国地方ではすでに倉敷市が水島コンビナート内でこの事業をスタートさせているが、いま全国の耳目がここに集まっている。巨大コンビナートでの本格的なPFIであることや、川崎製鉄が主導権を握る事業であることがその主因だ。当然千葉の川鉄敷地内で動いているサーモセレクトの第二ラウンドの意味もあり、いま多くの自治体から調査団が倉敷を訪れ、同市はその対応に忙殺されている。 こうして環境保全よりも環境ビジネス創出という色彩の濃いエコタウン事業の推進により廃棄物・リサイクル政策の主導権が経済産業省側に移る可能性が出てきた。 これに対し、廃棄物規制を強め、EPRの盛り込みで対抗しようとしている環境省側はこの状況をどうみているのか。 ◆いまこそ環境保全の原点に帰れ ある環境ジャーナリストによれば環境省もエコタウンの流れを強めることに異存はない筈という。PCB処理や自動車リサイクルなどの課題は「広域」で対応するしか手がないからだ。これに加え環境省にとって頭の痛い問題は、多くの都道府県が要綱などの行政指導で県外産廃の流入規制や施設建設に対する住民同意要件などを強めていることである。 同省は厚生省時代からこれら要綱については否定的で「(廃棄物が)広域移動しても適正な施設で適正な処理が行われていれば問題はない」という姿勢をとってきた。産業界からも都道府県の動きは「リサイクル施設の建設を阻害する」として規制緩和を求める声が強まっている。 都道府県側にも弱みはある。エコタウン計画を進めることは環境、経産両省から支援を受けられることであり、それなりの旨味がある。だがエコタウンで地域振興を図ることと住民同意の強化や県外産廃流入規制を掲げることは明らかな自己矛盾なのだ。 その典型例が香川県による直島エコタウン計画である。同県が計画承認を受けるに当たって環境省側の反応は「規制要綱を残したままのエコタウン申請はいかがなものか」というものであった。豊島事件の教訓から香川県は最も厳しい「県外産廃持込み禁止」の要綱を1991年に制定している。焦った同県は昨年春、要綱外しを目論んだが失敗、これに助け船を出したのが香川県議会であった。スッタモンダの末、「県外産廃持込み禁止」を条例本文に謳わず、違反者への罰金も最高30万円というアリバイづくりにも似た条例が制定されるに至った。直島エコタウンの狙いは三菱マテリアルの救済にある。 こうした省庁間の権限争いや産業界の都合、都道府県の思惑の中でスッポリ抜け落ちているのが住民、とりわけ廃棄物・リサイクル施設が建設される周辺住民である。 2000年の廃掃法改正で公共関与が強化されて以降「住民を廃棄物政策からシャットアウトする行政姿勢」がますます顕著になった。三重県環境保全事業団が廃棄物処理センターの認定を受け、住宅密集地から400メートルしか離れていない場所(四日市市内)に大型ガス化溶融炉の建設計画をたてた時、その対応に住民の怒りが爆発した。行政側は「公共関与だから住民同意は不要」と言い放ったのである。 一廃を含めた廃棄物処理計画が都道府県の手に移ったため、一廃、産廃を合わせて大量処理する施設群(焼却炉、灰溶融炉、リサイクルプラザなど)を1ヵ所に集中して建設するやり方が全国的化しており、その多くが住民訴訟に持込まれている。 こうした〝問答無用の有事態勢〟が全国化しつつある一方で、多くの自治体が施設建設の許可要件に住民同意を組み込んでいるという矛盾した動きが見られる。それだけ地域の運動が行政を動かしていることの反映というべきだろう。 リサイクルを表看板にしながら、エコタウンも静脈物流システムもその中核技術は「溶融」である。経産省にしてみれば「ガス化溶融炉もリサイクル施設」である。サーマルリサイクルの進展にとって溶融が有力な技術になっており、生成されるスラグはリサイクル品だとの思いがあるからだ。そのためにガス化溶融炉でダイオキシンの心配がなくなるという宣伝が意図的に流されてきた。 ダイオキシン問題の根幹は再合成対策にあるのだが、対策の中心となるバグフィルターの破孔事故がここ数年相次いでいることはあまり知られていない。さらに1300℃以上という超高温で重金属類と窒素酸化物が大量揮散することは常識であるが、日本には焼却炉からの重金属類排出についての規制がほとんどない。そんな状況の中で溶融炉が野放しで普及しようとしている。 「日本人のカドミウム汚染のレベルはまさに世界一であってその消費量は1997年において世界の生産量の44%に達している。こうした知識があるなら無神経にニッカド電池などを使用した器具が世に氾濫する筈がない」(ゴミ弁連会長・梶山正三弁護士)。 しかし、PFIもエコタウンも実施にあたっては多くの矛盾と、壁に突き当たる筈である。技術に対する過度の期待、官と民の認識の食違いなど、問題山積の上に、財務面で早くも第三セクターの二の舞という分析も多い。 我々市民もいまこそこれら〝新時代〟に対応する知恵と体力をつける時である。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━ ↓● 茨城県笠間市で今起こっていること ●↓━━━━━━━━━┓ ********************************************************* 茨城県笠間市の産廃ガス化溶融炉・最終処分場建設に関して 以下の転送メールが届きました。 ガス化溶融炉は分別いらずの夢の技術のふれこみです。 しかし、一般廃棄物(家庭ごみ)ですら、その技術の完成度は疑われています。 しかし、茨城県笠間市は産業廃棄物、それもあらゆる品目を投入しようという計画で す。 今年1月の溶融炉を考える全国交流会が豊橋で開かれ、私も行ってきました。 下記の転送メールの出所がはっきりしませんが、 豊橋で会った方々の連絡先は 笠間市産業廃棄物処分場建設反対連絡会 代表 友部秀雄 事務局長 鈴木貞夫 笠間市福原2519 0296-74-2688 湖保存賛成のHP、 <http://hujimiko.hoops.ne.jp/> 青木昇さんのHP http://www.d5.dion.ne.jp/~tr1482s --------------------------------------------------------- ● <緊急報告> 皆さまのお力を貸してください! 《 湧水の幻の湖 発見! それが共同処分場になります 》 茨城県笠間市に、全国的にもまれな、湧水だけの、しかもほとんど知られて いない幻の湖があります。「ふじみ湖」と名付けられました。 約3万平方メートル、水深39メートル、湿地帯をともない、青く透明で、 井戸水よりも美しく、関東の摩周湖とも言われております。 希少生物の宝庫で、オオタカもいます。 特にトンボの種類と生息個体密度は、全国有数とのことです。 オゼイトトンボは尾瀬よりも多いといわれ、生息の南限です。 里地のため、成虫を観察できる期間が高原よりも長い、というのも特徴です。 そのほか、タガメ・ゲンジボタルのほか、オオタカ・ハイタカ・ノスリなど のタカ類やヤマセミ。周辺の森にはオオムラサキ・トウキョウサンショウウ オ。すぐ下の涸沼川(ひぬまがわ)には、ギバチも生息。 植物では、シラン自生地北限であり、コクラン・ヒトツボクロも自生してい ます。 本当に素晴らしい自然です。こんなところがあったとは! 低山に位置しているため、気温はおだやか。湧水と、満々たるボリュームの 湖水により、水温は安定。表面から流入している沢は一本もなく、それでい てどんどん、水があふれ、湿地を形成しているのです。 東京から1時間半、車いすの人でもプチ尾瀬を観察できる、格好のバリアフ リー自然観察公園として、比類ない立地条件です。 今は、東京の砂利業者が持っておりますが、かつては国有林でした。 この湖が流域住民に知られないうちに、最終処分場になります。 9市町村の水源である、涸沼(ひぬま)川の奔流に隣接する高台にあり、湧 出する水はすべて本流に流入しています。密集する住宅の井戸水にも直結し ています。 農業用水でもあり、首都圏の貴重な汽水湖・涸沼(ヒヌマイトトンボが生息) と名勝・大洗海岸へと注ぎます。 さらに、景観工学の専門家が、世界に唯一と賞賛する、低山の里山を一望す る絶景の高台には、ガス化溶融炉も併設されます。 採石跡地という理由で。 この用語から来る語感から、だれも湖の存在を知りません。 行政は、資料の中で、湖の存在を一切公表せず、所在地も福田地区の採石跡 地とするだけで、明確にしておりません。地図からも消し始めました。 湧水の湖の、ミネラル水を捨て去り、地下水を遮水し、わざわざ採石で埋め 戻し、そこに産廃を埋めるそうです。県民はほとんど、市民もようやく知り 始めました。 素晴らしい湖です。ある、尊敬する識者は言いました。 「水がきれいとか、風景がいいとか、そんなレベルじゃない。生き返る・・ ・生き返るんだよ、この湖に来ると。」 この湖は守れます。半年後に着工と、県はものすごい勢いですが、全国の 人が知るところとなれば、必ず延期になるはずです。 お力をお貸し下さい。 何より、公共事業の過去、現在、未来を考える上で、国民が、知識水準にか かわらず学習するという意味では、諫早、藤前以上にわかりやすい事例です。 ブルーサファイアのようなオアシスを埋めて処分場を作るとすれば、世界初 の暴挙だそうです。小学生からもブーイングが出ております。 続報します。とりあえず、既存の処分場反対ではなく、湖保存賛成のHP、 こちらをご覧下さい。 <http://hujimiko.hoops.ne.jp/> 日本自然保護協会様にもご協力いただき、5/1付けの会報で1ページ分の スペースを頂き、紹介記事が掲載されます。 また、市民や周辺住民向けに、カラーのチラシも11、000枚作成いたし ました。 地元福田地区も、推進する行政担当者にいじめ抜かれて、元気を失っており ましたが、湖の価値が徐々に認識され、守ろうという機運が高まってきまし た。 市内と下流流域ではもちろん、処分場反対運動団体も、活動しています。 よりによって、難工事でコストが莫大で、安全上も最悪、しかも9市町村の 水源、汽水湖涸沼の上流に隣り合わせのこの場所に、なぜ決めたのか。 5月19日には市長選があり、この湖の問題が最大の争点となります。 注目の笠間市長選挙残念ながら現職の磯さんに決定したようです。 でも4500人近い市民がふじみ湖を守る(経済よりいのちを大切にすると宣言 していた)高木候補に投票・意思表示されたのですから、これからですね。 この湖の存在を広く皆さんに知っていただくことが力になります。 友人やお知りあいの団体などへの転送をお願いします。 お近くの方はぜひ現地をご覧になって、KJCの掲示板にもご報告ください -------------------------------------------------------- 昨年来、笠間市の青木昇さんから笠間市に関するメールが多数飛び込んでいます。 その一部を紹介します。 HP http://www.d5.dion.ne.jp/~tr1482s -------------------------------------------------------- ●02.5.13 ----------- 笠間市の産廃問題は益々複雑怪奇な展開を見せております. 先週に笠間市福田地区の方から,電話で次の連絡(相談)を 受けています. 1.福田の産廃場建設予定地に猟銃の薬きょうが発見された. 建設の邪魔になる保護鳥のオオタカを狙い撃ちしたのではないだろう か. 2.建設予定地が次々に転売されている.上田砂利社(東京都)はいつの まにか倒産したことになっており, 現在の所有者は暴力団の企業のよ うである. 1.については,市民の手におえないので笠間警察に相談したところ 捜査を拒否されました. 理由は証拠がないためと説明.(事実関係の調査もせずに) 報告書をどう書けば良いかと私に質問され,証拠もないのに犯罪と 決め付ける私側に問題があると主張.問題の本質を理解できないだけ でなく,反論攻撃さえ受ける結果となりました. 翌日,水戸茨城県警察署の生活安全課の(確か)課長は自身の飲酒運 転事故の隠蔽の犯罪について書類送検,依願退職. 茨城警察も腐敗が酷くなっていることを思わせました. すなわちこちらの警察は人材もなく機能していません. 2.については,福田の方には,身の安全のため,あまりフカ追いしない ほうが良いのでは とアドバイスしました. 笠間市民の問題を知る人々と,特に福田地区の人々は必死で,毎日苦し みの生活をおくっています.このような非民主的な政治が行われるとは, とても信じられないのです.自分の勤める職場の知り合いとも話をして みると,大問題という認識を示し,皆,私の考えに同意し,ひどすぎる と言われます.環境省も内閣も私の再三再四の意見書を1年以上無視を 続けており,無視しなければならない理由があると考えています. 敬具 青木 昇@笠間市 -------------------------------------------------------- -------------------------------------------------------- ●02.4.7 ----------- 豊島事件のページ vet.kawada@ma4.justnet.ne.jp 様 一般市民の青木 昇と申します. http://www4.justnet.ne.jp/~vet.kawada/nakabou1.htm を拝読致しました. 中坊弁護士の言われる ”なぜ、罪なくして罰せられるのか、官(国や県)が悪い” というのは本当のことと痛感します. 茨城県の龍ヶ崎市では既に死者が出てしまっていますが, 茨城県庁のトップの橋本(敬称不要)は知事である職務 権限を悪用し,不正な環境調査の偽装を指揮しているの が黒い霧の向こう側に見えてきました.これはもはや 犯罪者と認定せざるを得ない疑惑が濃厚になってきました. 茨城県庁や笠間市も首長が主導で,議会,役所公務員職員を 率いて悪行を繰り返しています. 逮捕者も次々に出ていますが,これらの汚職犯罪は, 自由民主党 元幹事長 加藤 (敬称不要)らの組織が, 犯罪を指揮してきました.調査するにつれ,中央の政府, 官僚,国会も完全に腐敗しているのが判明してきました. 豊島の産廃は50万トンとのこと,私の町 笠間市では このままでは,その6倍の300万トン弱の産廃が投棄されます. 厄介なのは,法律的に行政下の,合法投棄になってしまうのです. しかし,産廃の投棄行為そのものは,合法も不法も区別はつきません. 行政管理下では,行政関係者を逮捕することができず,摘発できなく なります. 住民は公害の被害をまともに受けてしまいます. ガス化溶融炉では.145トン/日 x 24時間/日 x10~15年 特別管理産業廃棄物を主体に熱分解による無毒化という建前で,化学 反応の見地から非常に危険な焼却運用が行われつつあります. 県の出している計画報告書では,特別管理産業廃棄物の受入は0 になっていますが,県職員 中川氏 は,県庁での私との話会いのなかで 特別管理産業廃棄物はガス化溶融炉で処理するとの見解を明言して おり矛盾があり,県の出す書類は信頼に値しない,偽装とねつ造書類と 言えます. 私のページで,この産廃問題を記述する事態に陥りました. ぜひ,ご一読願いたくよろしくお願い致します. http://www.d5.dion.ne.jp/~tr1482s/index.htm 青木 昇 -------------------------------------------------------- ●02.3.3 ----------- 笠間市の巨大産業廃棄物最終処分場の強行建設 計画に悩む笠間市民の青木 昇です. 今回は,当地で起っている不審な組織の行動に ついてご報告致します. この組織は, NPO(Non profit organazation) として登録されているようで,昨年11月始めの笠間市 役所での生活環境委員会に突然姿を現しました. 名称は, RAS 不法投棄監視センターと名乗って います. 委員会を傍聴した知人の市民からの情報によると, この組織は,同生活環境委員会の質問の時間に 産業廃棄物最終処分場の建設に全面的に協力し 笠間市内に賛成派の拠点を設けると発言しました. 不審に思った私の知人は,何者かを確認する会話 を試みました. そこで彼らは,(昨年の)"明日,メンバが北朝鮮へ 向かう"ということを語りました. 彼らは全国組織で,豊富な資金源を持っており 全国の産業廃棄物処分場の建設に協力している とのことです. また,人道支援として北朝鮮へ自動車の古タイヤを 燃料として輸出しているとのことです. 不審に思えたのは,日本は北朝鮮と国交がないのに なぜ彼らは古タイヤを輸出できるのか?,その目的は何か? 廃棄物として古タイヤは輸出ができないはずなのに なぜ,彼らにはそれが可能なのか? 今年になって,この組織に国から200万円の補助金が 支払われた情報がはいっています. 同時期,笠間市選出の県会議員が産廃処分場推進の ビラを市内に新聞折り込みでばら撒いています. 同じく問題の NPO は,一般の人ではそのまま信じこま されてしまう文章と奇麗な絵で,虚偽の情報を含む広報 記事を新聞折り込みでばら撒き,産廃処分場建設推進を 非常によく考えられた方法と表現で宣伝しています. なぜ北朝鮮と関係を持つ NPO 組織に国は200万円を 提供するのか? なぜ危険と分かっているあまりに巨大な産廃処分場 に行政関係者は一致した推進行動をとっているだけでなく 異常なまでに積極的姿勢と見解の一致を見せるのか? 黒い霧に包まれたなかで,わずかにわかってきたのは, 次のことです. ・古タイヤは穴を開ければ,扱いが古タイヤではなく, 燃料として輸出が可能になること. ・北朝鮮とは国交がないが,赤十字人道援助を掲げれば 交流が可能であること. 深まる霧は,政府はどうして北朝鮮と交流を持つ 不審な NPO に200万円の補助金を何の目的で提供するのか? 日本政府の”誰”がそれを許可しているのか? 近年の過去,日本海沖にミサイルが着弾時,政府は秘密の 緊急閣僚会議を開き対応を検討しました. その後,青森県を飛行している不審な気球が目撃され, 日本海方向から飛来したと目撃情報が Nifty パソコン 通信に流れ,その後すぐに,陸奥湾内で米軍と自衛隊の 洋上演習が行われました. そうこうしているうち,今度はミサイルとも人工衛星 とも言われた軌道飛行物体が,日本領土上空を飛行し, 太平洋側に落下した騒動. そして近日,日本近海の公海上で起きた海上保安庁と 不審船の銃撃戦と不審船の沈没. 悪の枢軸認定をする米国と協調する日本政府と,一方で 北朝鮮を支援する NPO へ補助金を提供している日本政府. 笠間市の産廃処分場をめぐっては,私たち市民は未曾有 の様々な陰謀や不正行為を,私たちが信じていた行政メンバ が行っていることを知り,またそれらが日本の中で根深い ものになっていることを初めて知りました. 霧の向こうでよく見えない不正な行政メンバの存在がおぼ ろげに知ることになりました. こうした巨悪の問題は,私たち市民の手には危険で とても手におえないものです. 茨城のかた田舎で信じられないような事実が現在進行 しています. 青木 昇 @ 笠間市民 -------------------------------------------------------- ●02.1.27 ----------- 壷阪道也様 ご返信のメールありがとうございました. 文中での引用を失礼致します. |産廃全品目を受け入れ、ガス化溶融できるものを |ガス化溶融施設(145t/日)でスラグ化し、 |その施設内の処分場(240万立方m, 高さ52m) |に埋めると理解すればよいのでしょうか? 上記記述範囲において,その理解でよいと思われます. 説明を補足します. 他,ガス化溶融対象でないものは,最終処分として 埋め立て地に,処理されずにそのまま,次々に投棄 される計画です. 3分に1台の10 ton トラックがくることになります ので,有害物質,物質の識別は事実上不可能と市民は 考えています. 埋め立て地は,本来の思想では有害産廃は廃棄しない ことになっていますが,実際の新潟県の処分場では, 有害物質(水銀など)を捕獲したバグフィルタが切り 刻んで埋め立て地に捨てられている運用がとられて おり,運用上の問題もあります. スラグは完全に無害化されたものが固形化している とも考えにくく,スラグが水に触れ,溶解した有害 化学物質が水道水水源の河川に混合するのは避けら れないと考えられます. |そのガス化溶融炉の建設費が250億円で |それらがすべて国の補助金で建設されるのですか? |一般廃棄物の場合補助金はせいぜい半分程度と聞いていますが… 建設予算が250億です.それに補助金が加わります. 後者の額は不明ですが,行政関係者が建設に極めて 積極的な一致をみせているのは異様で,税金で彼ら の収入が増えるのが,彼らを積極的にさせる原因と 考えらえます.こまったことは,市,県,国, 業者 もみんなぐるになって動いているため,誰も,歯止め をかけられないのです. |「県が産業廃棄物施設をつくる」ということが何故できるようになったかがわかりま |せん。 旧厚生省が画策した”第3セクター”式というわかりにくい 用語としくみが作られました.これは,名目上,民間の事業団 の会社が産廃処理場の建設運用を行いますが,そのメンバは, 県と市の公務員で構成されます. 運用費用は,産廃処理委託者である各地方自治体の税金が そそぎこまれるため,赤字にはなりません. 千葉県では,第3セクタ会社が株式会社化されている実績 があります.株式会社化されると運用は完全に情報公開さ れなくなるという,極めて危険・かつ悪質なしくみです. 現実を知ることは恐ろしいことです. 信じたくはないのですが,このしくみを作ったのは国 (日本政府の旧厚生省,現環境省)なのです. |いずれにせよ。 |比較的安全と思われる一般廃棄物のガス化溶融ですら、何も問題がクリアーされてい |ない段階で |無謀にも産廃用巨大ガス化溶融施設と最終処分場を人家の近くにしかも水源とかかわ |る地域に建設するなどということはおよそ信じられません。恐ろしいことだと思いま |す。 住民にとっては恐ろしいことですが,行政側にとっては私腹を 肥やせることで彼らは一致結託して行動しています. ||多少のお金がばらまかれたくらいで、人々が黙ってしまうのは、やはり処分場やガス |化溶融炉の知識・情報が住民側に乏しいからだろうと想像できます。 都合の悪い情報は隠蔽,かつ不正な,だまし情報をメディアに拡散させ るという,行政が情報官制をしています.このため,正しい情報が県内 はもちろん,市内の市民にも未だに伝わっていません. |全国区のニュースになるべき大事件であると思います。 情報官制は NHK にもかかっています.恐らく,国からの指示と 考えられ,大本営放送は基本体制・体質は存続しているのを認識 しました. このため,大事件とはけっして扱われません. 現在の環境アセスメント法は欠陥(抜け道)があり,情報公開 は不要になる方式が画策されています. 現在まで,自由民主党が政治与党として支持されてきましたが, その金権腐敗は限度を超えています.加藤元幹事長周辺の汚職で こちら茨城県笠間市のほぼ隣の石岡市長も逮捕されました. 行政の腐敗は,外務省官僚もそうであることが暴露されましたが, 茨城県地方行政も金権腐敗は根の深いものになっています. 調査により,事実が明らかになるにつれ,私自信もどうしたら この国全体の行政腐敗を修復させればよいのか,思い悩んでいます. 敬具 青木 昇 笠間市民 ソフトウェア技術者 41才 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━↓●豊橋からのニュース 不当判決に極めて遺憾 ●↓━━━━━━━━┓ 古いニュースで恐縮 ゴミゼロ通信がしばらくお休みの関係で遅れてのお知らせです。 お許しあれ!(壷) ---------------------------------------------------------------- 焼却炉裁判ニュース No.7 2002年4月8日I <発行・豊橋の焼却炉を考える市民の会> 事務局。豊田八千代 電話・88-5071 ---------------------------------------------------------------- 3月27日裁判の判決が言い渡される! 不当な判決であり極めて遺憾 [原告住民側の主張をすべて退ける判決。早川市長の就任早々にトップダウンの炉形式決定に疑義が残り、また地球温暖化防止対策が焦眉の課題であるにも係わらず大型焼却炉に頼り、安全性も確認されないままメーカーの言い分を鵜呑みにした廃棄物行政の方向は誤り] 従って、豊橋の焼却炉を考える市民の会は、控訴を行い引き続き、市長の責任を糾します 主な判決理由の骨子と私達の主張 1.焼却炉の危険性について、実証機について不具合が報告されておらず、豊橋市の火災の原因は配電盤に異物が混入したものであり、炉本体の問題ではない。炉に危険性はない。 [原告側の主張。その原因は推測にすぎず確定されていない] 2.随意契約については炉の更新次期が追っており評価書を得ていた三井造船との随意契約は不当ではない。 [契約時に他のメーカーも評価書を得ていたのだから、競争入札できた、その点について私達の主張を判決は避けている] 3.炉の規模は過大とは言えない。 [国も循環型社会の構築を推進している、にも係わらず、その矛盾についてなんら言及していない事は、今後の廃棄物行政についての批判的機能を欠いている] 4.錯誤による契約であるとの指摘は、当事者からなされなければ取り上げることはできず、住民からの申し立ては認められない。 [住民訴訟を認めない、と言わざるを得ない判決であり、民主主義の否定につながり、私達は承服出来ない] 5.消費税の二重計上の問題は、見積もり概算が焼却炉本体についてなされ、実際の契約は施設全体についてなされているので、二重計上とは認められない。 [建設の契約書を充分に分析せずに判断していると言わざるを得ない] 以上のような判決は極めて遺憾であり、早川市長が、議会や市民の意見を反映させることなく、不明瞭なトップダウンで炉型式を決めた問題の本質を解明することなく、市長や三井造船の言い分を認めた点についても極めて問題のある判決です。 私達は、市民や廃棄物処理現場から私の提案。意見を反映できる廃棄物行政、また、省資源。省エネルギーの資源循環型社会と、地球環境対策を踏まえた廃棄物行政の実現を目指して、引き続き活動を続けていく決意です。 原告団総会のお知らせ 日時・2002年4月29日[祝日] 午後1時30分から 場所・愛知大学[6号館1階・613教室] すでに、新聞等でご存知と思いますが、3月27日の判決について名古屋高等裁判所に控訴しました。この間の経過報告とともに、皆さんと裁判情勢を論議し、今後の闘いの方向を共に確認したいと思います。多くの皆さんの参加をお願いいたします。 [どなたでも参加で来ます] ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━↓●静岡県福田町ダイオキシン測定速報 中学校で2.5倍!●↓━━━━┓ 速報2002.3.3.測定分 No.2 福田中学校南側のダイオキシンは、量は2.5倍、毒性は1.2倍(周辺との比較) 2002.05.13. ---------------------------- ダイオキシン類は、75種類のPCDD(ダイオキシン)、135種類のPCDF(フラン)と12種類のCo-PCBの総称で、微妙な分子構造の違いで、毒性に大きな差があります。そのため、環境への影響を単純に重さで表現できず、通常、最も高い2.3.7.8.PCDDの毒性に換算した等化毒性量(TEQ)の値で公表されます。 今回、福田中学校南側の松葉から検出されたダイオキシン類を、昨年、周辺の広い範囲から採取した松葉のダイオキシンに比較すると、単純な重さでは約2.5倍と言う結果となりました。ただ、同族体の分布が毒性の低いものに偏っていたため、毒性量では約1.2倍程度に留まっています。 中学校やその周辺で起きている異臭事件では、匂いがないダイオキシンは直接の原因とは考え難いのですが、ダイオキシンと共に煙に含まれる化学物質は膨大な種類があり、その中には異臭事件の原因物質や、子供達に健康被害を出した原因物質も隠れているものと思われます。 ダイオキシンの実質量が多いことは、他の成分も多く存在していると考えることもできる訳で、周辺地域に比べて中学校付近の環境がさらに悪化していることが心配されます。 また、焼却炉によって排出されるダイオキシンの同族体には、それぞれ固有のパターンがあると言われています。今回、中学校南側で検出された同族体パターンは、昨年、周辺の広い範囲から検出されたものに比べて、若干の違いが感じられ、このことから地域が複数の排出源からの影響を受けているものと考えられます。 主な発生源としては、圧倒的な焼却量の多さから、㈱ミダックの焼却工場の影響と思われますが、特に中島橋に近いポイントでは、これに加えて西側の工業団地にある工場からの影響も受けているものと見られます。 静岡県が発表した平成12年度のダイオキシン排出企業の中には、工業団地内で㈱ミダックの40倍も高いダイオキシンを発生させている工場も含まれています。また、これ以外にも複数の焼却炉が工業団地内やさらに東の住宅地の中にまで設置されていることが確認されています。 私達一般町民には、これらの施設でどんな廃棄物が処理されているのか、その結果どの様な有害物質が環境中に放出されているのかを知ることは困難です。住民に代わって企業と協定を交わして処理施設の設置を同意した上に、環境の調査や業者の指導を協定で約束した行政の責任が、今厳しく問われています。 福田町「松葉によるダイオキシン調査」実行委員会 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━↓●<02年5月16日朝日夕刊>ワールドカップはごみの山● ↓━━━━┓ <2002年5月16日朝日新聞夕刊> 鼓動 W杯 熱戦後、残るはゴミの山? 再利用コップ見送り スタッフの弁当容器のみ実現化 サッカー・ワールドカツプ(W杯)で、環境団体のごみ減量の要望がなかなか通らない。ドイツのサッカー場で広がる再利用コップの採用などを、日本組織委員会(JAWOC)・や、飲料品の公式スポンサーに求めたが色よい返事はなく、可能性が残るのはスタッフの弁当容器リサイクルくらいという。スタジアムにごみが散乱しないW杯は、どこまで実現できるか――。 ごみの減量を要望したのは、デポジット法制定全国ネットワーク(事務局・東京都)と、W杯会場のある静岡県や埼玉県でごみ問題に取り組む市民団体。 ドイツのプロサッカーの競技場で、プラスチック製のコップが繰り返し利用されているのがヒントになった。飲み物を買うときに容器代を払い、容器を返すとその分が返ってくるデポジット制(預かり金)の導入やリサイクルを、JAWOCやW杯公式スポンサーのコカ・コーラ社などに働きかけた。 日本コカ。コーラは、ドイツの再利用コップを取り寄せて検討したが、結論は「形状の一部に危険が見込まれ、衛生上の問題も万全を確保できない」。デポジット制も、換金トラブルなどの不安を理由に見送った。 可能性が残るのは、37万食に上るというスタッフ向けの弁当容器。JAWOCは、ご飯やおかずの下にフィルムが張られた容器の使用を各会場に求めている。残飯はフィルムをはがしてごみ箱へ、容器は回収箱へ入れリサイクルするという。 担当者は「観客に分別 を告知しても、どれだけ分けてくれるか。スタッフならルールを決めれば、分別を徹底できる」と話す。 要望書を出した「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワークの栗岡理子さん(44)は「大規模イベントのたびに、ごみの山を見てきた。企業はごみ減量に熱心に取り組んでもらいたい」と話している。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━↓●静岡県に焼却灰エコセメント検討委員会設置●↓ ━━━━━━━━┓ ※エコセメントとは廃棄物の焼却灰を1300度以上の高温処理し、危険なダイオキシンを破壊し、重金属類を分離し、セメントにしてしまってしまうという処分場要らずの夢の技術です。 すでに千葉県の市原セメントで工場が稼動している。 HP http://www.ichiharaeco.co.jp/ 実は津川敬さんから3月に静岡新聞のコーピーをFAXで送っていただき、静岡県が焼却灰のエコセメント検討委員会の設置の動きを知り、忙しさにかまけて調査が遅れていました。 やっと去る5月29日静岡県庁の廃棄物リサイクル室を訪ね、計画の詳細を知ることができました。 私はまだ、エコセメントについて充分な知識もなく、漠然と大丈夫かなあ?という気持ちの程度です。 ただ、はっきりしているのは、これは一般廃棄物の焼却灰の処理問題と同時に産業廃棄物の処理を静岡県が念頭においていることです。しばらくは関心を持って、注視し続ける必要があると思いました。 (壷阪道也) 以下 県の担当者からお聞きしたご意見の羅列です。 ----------------------------------------------------------------- 1.背景 ・平成11年度22市町村、平成12年度33市町村が静岡県下で一般廃棄物の焼却灰を県外へ搬出しており、地域内処理ができていない。 最終処分場が平均余命が7~8年ではあるが、あと1~2年のところも多数ある。 産廃1000万tの内県外へ年間50万tも持ち出されている。(持ち込みは10万t) ・自家処理までいかなくても、せめて県内処理を考えるべき。 ・エコセメント製造のためには毎日2~300tの焼却灰が必要(ある程度のコストの運営のためには)。 一市町村や一広域組合では取り組むことができない課題なので、県が音頭をとって検討に入った。 2.経過 昨年11月から、関係市町村単独、又は7つの地域の代表者への説明会、共同見学会(千葉市原セメントへ)を行ってきた。 今年度になって 静岡県焼却灰エコセメント化検討委員会設置要項が決定された。 検討委員会は委員会に幹事会をおき 幹事だけは決まっており、委員はまだ未定のようである。 幹事は県、市町村、企業、大学から23名が選出されている。 3.今後の方向性 参加市町村が集まらないとできないので、どこまで協力してもらえるかをさぐらないといけない。 企業体の形式(第三セクター、廃棄物処理センター、公社化等々)は未定 いずれにせよ 一般廃棄物、産業廃棄物の双方を受け入れる施設の建設を目ざす。 3.問題点は? (私はよくわからないので) 安全性、コスト、エコセメントの需要見込みの3点について聞いてみました。 ●安全性 重金属は溶出・分別され、山元還元してくれる企業に販売することができる。 まったく、普通のセメントと変わることがない ●コスト 建設コストについてはふれずじまいでしたが、そのコストは出資 市町村、県、産廃業者が負担する 焼却灰受け入れコストは現状(市原セメント)はトン3~4万tと馬鹿高い。 市町村の現状の反応はやはり、高すぎるとのこと ●エコセメントの需要見込み 年間七千万tのセメント業界 1tの焼却灰から1.6tのエコセメントができる 仮に50万tのエコセメント(廃棄物2~300万t分)が増えても、売り先がないことはない。 溶融スラグの使い道よりはずっと需要はある ----------------------------------------------------------------- とのことでした。 いずれにせよ、本格的に動き出しているようです。 ただ、静岡、浜松の2大都市は溶融に動いているので、 残った小市町村連合では日2~300tの焼却灰の供給は難しい。 やはり、正直に言っていたように、産廃処理を主眼においた処理方法として位置付けているのではとの私の印象でした。 -----------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------- 別表(第5条関係) <幹事一覧>
●『TFSR 自立のための道具の会』ホームページ:
3月に送られてきた情報です。m(__)m
********************************* 使わなくなった「道具」を途上国へ! 『TFSR 自立のための道具の会』は、みなさまの会費や寄付によって運営されて いる「リサイクル」と「国際協力」を兼ねたNGOです。使わずに眠っている道具を 集めて下さい。アジアなどの途上国で生活のために道具を必要としている人々にお送 りしてます。 例えばこんな「道具」を集めています! 木工道具:ノコギリ、かなづち、のみ、かんな、くぎぬき、 水平器、 メジャー な ど 自転車・自動車修理道具:スパナ、プライヤー、ペンチ、ボックスレンチ など 電気道具:ハンダコテ、ペンチ、ドライバー、ニッパー など 管工事(上下水道):パイプカッター、パイプレンチ、ギャープーラー、ねじきり など 溶接関係:発電機、小型交流アーク溶接機、保護用面、グラインダー、革手袋 など その他:手動タイプライター、専門道具・工具 など ※ 主に電気や燃料を使わない基本的な手道具の類、計測器等が必要です。 会員・運営スタッフ・ボランティアも募集しています! 一般会員 :活動面と資金面の両方を応援していただける方(資金面のみでも可) 年間会費 :3,000円 郵便振替 :00840-6-29046 自立のための道具の会 銀行口座 :東海銀行 東支店(普)1199866 自立のための道具の会 「道具」の送り先、お問い合わせは… ●TFSR 自立のための道具の会 作業本部 〒444-2843 愛知県東加茂郡旭町八幡敷田 あさひ製材協同組合内 TEL:(0565)68-2458 FAX:(0565)68-2817 E-mail: tei-tfsr@ya2.so-net.ne.jp 『TFSR 自立のための道具の会』に関するお問い合わせは… ●TFSR 自立のための道具の会 事務局・情報センター 〒450-0003 名古屋市中村区名駅南1-20-11 NPOプラザなごや3F南 TEL:(052)569-2777 FAX:(052)569-2778 E-mail:tfsr@sf21npo.gr.jp 『TFSR 自立のための道具の会』ホームページ: http://www.tfsr.sf21npo.gr.jp/ ┏━↓●独り言 ● ↓ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
天災とゴミゼロ通信は忘れた頃にやってくる。
「ゴミゼロ通信はもう終わったのか?」との問合せもないまま、ずるずると…。
さて、思い立って発信しようとしてみれば、溜まった情報が満載。
これじゃあ、人に読んでもらおうという姿勢に欠けている……m(__)m
静岡では、古着を扱うお店の静岡マップを作成開始。
人口47万の町にも40以上のお店があることが判明。それぞれ、人に知られないまま。
本当は「反対」が苦手な私は、今回は強烈な情報ばかりでした。
これからは、読んでもらうための情報発信に心掛けたい。
(壷)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━↓●集会情報●↓━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━┓ 「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク(略称ゴミゼロネット) 参加費100円で誰でも参加できます 〈第56回定例会〉6月8日(土)午前10時~12時 所 アイセル21 3階33集会室 〈第57回定例会〉7月13日(土)午前9時半~12時 所 アイセル21 会議室 新生ゴミ処理法発表会 By 鈴木武男 &生ゴミ処理サミット もっといろいろやってみよう! --------------------------------------------------------- 古着を扱うお店を紹介する「静岡マップ」作成中! 協力者・調査員・お店情報・募集中!! ※「壷」まで 「駿河でんでん市場ニュ~ス」ただ今71名に発信中(No8まで)(^o^)
ニュ~スの申込みは直接(壷)まで ♪~広げよう!でんでん市場の輪~♪ ♪~♪「でんでん市場」のホームページ開店!!♪~♪ http://www.geocities.co.jp/NatureLand/5757/denden/ ************************************************************* ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ☆あなたの友人のメールアドレスをお知らせください ☆ゴミゼロ通信は転送、転載、複写何でもOKです ☆あなたの情報、ご意見、ご感想をお待ちしております ☆※送信御迷惑な場合は遠慮なくご連絡ください!送信を止めさせていただきます ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ●●ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク●● ☆連絡先☆ ┌────────────────────┐ │壷阪道也 │〒421-0111静岡市丸子新田277-4 │TEL・FAX 054-257-3177 │Email mirai2@bj.mbn.or.jp future2@nyc.odn.ne.jp │HP http://plaza25.mbn.or.jp/~gomizeronet/ └────────────────────┘ |