ヤイヅ魚市BASH リユース食器報告(MKさんより)
●ヤイヅ魚市BASHについて
焼津のシンボルともいえる魚市場(旧焼津港)で行う、入場無料のイベントです。
「魚市BASH」は2003年にスタートし、魚市BASH」は、焼津市を中心とした、
企業・店舗等から協賛をいただき、運営をサポートしていただきながら、
今年で5回目を迎えることができました。
焼津に縁があるミュージシャンや地元アーティストを招いてのライブ、
焼津の衣服・食の文化を盛り込んだ出店がならび、
ステージも魚市場内もとても賑わいました。
「音楽やアートを通じた人と人とのつながり」と
「お年寄りから子供までが、音楽で楽しく踊れるようなイベントを!」という思いを掲げ、
新しい焼津のフェスティバルとして、今まで準備してきました。
世代の分け隔てなく、魚市場の粋なロケーションに似合う気持ちの良い音楽で、
そこに集まる人みんなが楽しく踊れる・ふれあえる、魚市BASH。
今回も平和を願う、モダンアート展との共催で開催しました。
焼津港から、私たちの思いを発信するイベント「魚市BASH」への応援、
ご参加本当にありがとうございました。
●リユース食器

昨年から魚市BASHでは環境に配慮したリユース食器を利用しています。
導入してからゴミの数がかなり減りました。
しかし・・・去年はカップや食器をそのままお客さんに貸し出すだけだったので、
回収率が思わしくなく、カップについては200個の損失でした。
そして今年は新たな試みとして「デポジット制」を導入し、
出店者への説明、看板やフライヤーでの呼びかけの工夫など、準備をしてきました。
のリユース食器を借りました。
ふうさんの場合、デポジットはドリンク販売時に
カップの保証料100円を上乗せしてドリンクを販売していましたが、
私たち魚市BASHでは6月に由比町でBOOM BOOM BASH主催で開催された
でのデポジット制を参考にし、ドリンクとカップを別個販売し、
先に200円でカップを買ってもらい、
それからドリンクブースで飲み物を買ってもらうようにしました。
多数の出店者がいるイベントではこの方が出店者への説明も省け、
お客さんの意識も高まります。
当日は35人のボランティアの協力によって会場内にある3ヶ所のエコステーションでゴミの分別、
リユース食器の返却、カップのデポジットを行いました。
看板に大きく
「カップは200円と交換」
「カップ返却時に200円返ってきます」
と書いてあっても、不思議な顔をするお客さんに丁寧に説明し、
「使ったら返しに来てくださいね〜」と呼びかけました。
会場が混雑するにつれて、夜が近づくにつれて、海沿いで座りこみ宴会を始める方が増え、
食べ残しをオレンジのビブスを着た回収スタッフが片付けることが多くなりました。
ステージもJr.DeeやPAPA U-Geeの出演で会場はテンションあげあげの大盛り上がり。
●百円玉が切れた!
そんな中問題発生。
「100円玉が切れた!!」
ゴミ袋を買いに自転車をこぐ私に一本の電話。
急いでエコステーションに戻るとお客さんの苦情に対応する困った顔のスタッフが!
大急ぎで両替をしに本部へいき、ドリンクブースへも行くが、
どんどん「200円と交換してよ」というお客さん。100円玉は減る一方。
(40万円分も両替したのに・・・)と今さら思っても始まらない。
なんとか両替し、ステージが終わってからどーーーっと帰るお客さんの分の100円もどうにかなりました。
片付けではボランティアさんの素晴らしい動きによって。
各出店者から食器を回収、会場の見回り、ゴミの最終分別、200個のコンテナを手作業で運び出し、
全てが終了したのは夜の12時。
●リユース食器の威力と限界!
他のスタッフが口を揃えて
「今回の撤収マジ早い!!いつも2時過ぎるもん。」と感心していました。
ゴミはも燃えるゴミ50袋、その他のビン、カン、ペットボトル、プラスチックが60袋の合計110袋でした。
一日ゴミの分別をやっていて、「リユースやってもまだこんなにゴミが出ちゃうのか・・・」
とつくづく感じました。
リユースを原則としても事前に何も言わずに使い捨ての食器をばんばん使う出店者もいました。
どの出店者も使っていた串、割り箸のゴミに本当に悩まされました。
ビニールは破れて何度も変えなければならなかったし、すぐに溜まってしまうので交換が大変でした。
自分一人が使った箸でしょ。と思って皆さん捨てていると思いますが、
チリもつもれば何とやらで、本当に山になるのは割り箸・串でした。
しかも本来土に還るものを「燃えるゴミ」に出すという悪循環・・・これからの課題です!
たくさんのボランティアさんのおかげでとってもきれいな魚市BASHにすることが出来ました!!
みなさんに本当に感謝!!ありがとうみんな!ありがとうヤイヅ旧港!!
<参考>
※百円玉不足について(壷)
恥ずかしながら、百円玉不足の原因は後で気が付きました。
今回、貸出しと回収が同じ窓口で実施された。
仮に5百円玉でカップを借りれば、窓口はお釣り3百円を払い、その客が
そのカップを持ってくれば200円支払う。都合、1人の客に百円玉で五百円用意しなければならなくなる。
五百円玉でカップを借りる客(実際には、千円札、一万円札でも)が800人いれば、
500×800=400,000円
残りの客が、すべて百円玉でも、貸出し・回収をしても、百円玉はプラスマイナスゼロ。
800人以上のお釣りが必要な顧客がいると、この方式では、百円玉が不足する計算になる。
以下、私の魚市BASH報告
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「魚市BASH2007」へ行ってきました。(壷)
「1万個のリユース食器と数千人の参加者」とお知らせした。
魚市BASHへ行ってきました。
夜がピークと聞いていたが、お昼13時頃着でビックリ!
旧港の周りは交通規制で車進入禁止。もう若者でうじゃうじゃ。
ステージでは演奏が始まっていた。
☆3つのエコステーション。
その役割はリユースカップ(500ml)を200円で貸出し、持ってきた人に
200円返す。お皿、おわんのリユース食器デポジット金ナシで、返却するだけ
その他、燃えるごみ、箸、プラスチック類、生ごみ、ペットボトル、びん、アルミ缶
スチール缶の分別。
テキヤのお店にもリユース食器が並び、リユースカップを持たないで
ビールを買おうとすると、「リユース食器を借りて注文して!」と言われる。
歩いている若者は、おじさんの私からすると「異様ないでたち」が目立つ。
鼻ピアス、大胆コスチューム、等々。
でも、みな分別も、リユース食器も秩序よく行動する。
その秩序のよさが異様な感じがするほど。
時々、分別ゴミ箱に間違えて入れる人が、そのほとんどが、年配者。
場内は禁煙。喫煙コーナーが会場の一角にある。
場内には、吸殻も含めチリ一つ落ちていない。
エコステーションにいて、実は気になったのがステージの大音量の音楽。
音楽に理解のない私には、その大音量が耐えられないくらい気になった。
しかし、その叫びながら歌う若者の言葉に耳を傾けてみれば、
「焼津を守ろう」「旧港のよさを誇りに思う」「すばらしい焼津」などと
歌い上げていた。
終了20時を目指し、夕刻よりさらに観衆を増え続けた。
エコステーションも18時代は大忙し。
リーダーのMさんを筆頭に数十人のエコステーション担当の若者は大奮闘。
「すごい!」と思いながら、平均年齢を大幅に外れている私は19時に会場を
去った。
大規模イベントでのリユース食器の導入のポイント、可能性。
暑い日中でも屋根日陰付きで、大勢がイベント参加できる旧港の建造物のよさ。
この旧港の姿を残そうとした焼津の市民。残そうとしたなかった焼津市。
その中で、確固とした物として、「カタチ」として、その気持ちが残っていた。
今週は、ず〜っとお祭りだそうだ。(壷)
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●速報!まぐろ祭り10/7(主催静岡市)リユース食器導入決定!
10月7日(日)静岡市清水区で開催されるまぐろ祭りで
メイン会場のJR清水駅東口広場で
2000食のまぐろ汁を無料で市民にふるまうことが決定。
その際、すぺーすふうさんのドンブリを使い
100円のデポジットをかけて実施するそうです。
主催は静岡市を含む実行委員会で、主に実行委員会で諸準備が
行われますが、
回収所でのデポジットは市民ボランティアを募集したいらしいです。
遅れている静岡市としては、行政主催のイベントで、リユース食器の導入は画期的な出来事。
できれば、応援したいですね!(壷)
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●静岡市灰溶融炉の第6回目の情報公開請求を行いました
去る8月14日、静岡市の灰溶融炉に関する情報公開請求を行い、8月27日付けで公開されました。
今回は、いつもの、灰溶融炉の運転状況、運転コスト、スラグの行方以外に始めて、スラグの溶出試験結果についても公開を求めました。
これは、8月12日付けでお知らせしたように、
「東京都中防灰溶融炉スラグから、基準値に96倍の『鉛』を検出」という津川敬さんの情報に
びっくりしたからです。
●静岡でも基準値の3.8倍の鉛を溶出!
鉛の基準値は、0.01mg/Lです。
プラス思考?の私は、静岡はすべて測定不可能という結果だろうと、勝手に想像していた私はびっくり!
正式運転開始(04年4月、爆発事故04年7月)以来、
操業中は毎月=41回の溶出試験中、鉛の溶出測定可能だったのが16回、基準値を超えていたのが6回
最高は、基準値の3.8倍の0.038mg/Lの鉛がスラグから溶出していた。
※サンプル採取05年10月27日 試験成績書 第M-5198号 平成17年11月21日
この鉛過剰流失スラグは
もちろん、すでにスラグの公共事業等への使用が始まっていた物です。
ことの重大さをとりあえず、口を開けてぽか〜んといしている状態です。
東京都の96倍よりは、大丈夫だろう〜?でいいのでしょうか?
その他、05年度、06年度の通して、トン当たり4〜6万円のコストが相変わらずかかっていること。
1、2号炉の交互運転(能力のおよそ4分の1操業)は相変わらずです。
数字は、キチンと整理しましたが、どのような形で公開していくのかは、少し考えたいと
思っております。
●全国で、スラグの溶出試験結果を監視しましょう!
「スラグがJIS化されたから、安全」という意見は、私が尊敬して止まない鎌倉でも聞かれたことです。
キチンと情報公開請求すれば、事実はそれぞれわかるはずです。
初めて情報公開請求して偉そうにいえませんが、
やれる人は毎年、キチンとやりましょう。
コストと安全をキチンと監視すること、いっしょにやりましょう!
全国のお仲間を求めます!(壷)
<参考>
ゴミゼロ通信2007年8月12日号より